中学校に入ると何が変わる?入学当初の中1保護者の声

 今回は、中学進学を控えた小6生や保護者のみなさん向けの記事です。

 中学に入学して間もない4月下旬~5月上旬にかけて、中1生の保護者からいただいたおたよりをご紹介します。中学入学当初のお子さんたちの様子をイメージしていただけるかと思いますので、ぜひ参考になさってください。

入学後のお子さんの様子や、変化は?

 中学校では、学年の人数が小学校の4倍以上になりました。クラスに知り合いが少ない中での新学期は小学校入学以来で、しばらくは戸惑いもあったようです。教科によって先生が変わることで、小学校のとき以上に授業の雰囲気が変わることも大きな変化だったそうです。
 入学して1ヶ月ほど経ち、新たな友人も増え、学校の中のことも少しずつ分かってきて、中学校生活を楽しむ気持ちのゆとりが出てきたように感じています。

(バウムクーヘンさん)

 中学に入学し、一番の変化は「時間」でした。「今の中学生って本当に忙しいな!」と実感しています。先輩ママから「帰りが遅い」「塾までの時間がない」「寝る時間が遅くなる」などの話を聞いて覚悟はしていましたが、学校の帰りが小学校と比べ一気に遅くなって、部活もまだ始まっていないのに5時半を過ぎても帰って来なかった日は、大丈夫かなと心配になるほど。委員会、部活、ステップとあわただしい毎日になりましたが、忙しいなりに充実した日々が送れているのかなと思います。

(KMさん)

 環境が変わりましたが、これといって変化はなく、学校生活をマイペースにこなしているようです。慣れないワイシャツのボタンやベルトに苦戦し、コートのように大きなブレザーを着ている姿を微笑ましく見ています。数年後…こんな風に思っていたことが考えられないくらい成長した姿を見られるのが楽しみです。

(カマカマさん)

 小学校の給食では毎回おかわりをしていたほど、食欲旺盛なわが子。中学校からお弁当を持っていくようになりましたが、毎回「量が足りない」というので、ご飯の量を日に日に増やしていったところ、ある日帰ってきて「ご飯が(あまりに詰めすぎて)固くて箸が入らなかった」と…(笑)。大きめのお弁当箱に変えることにします。

(Tさん)

中学に入って驚いたこと

 驚いたことは、友達同士がLINEよりもInstagramでつながっていることです。以前からの友達経由で、中学に入って新しくできたクラスの友達とInstagramでつながり、「明日の持ち物なに?」という連絡がInstagramのDMで届いていました。もちろんDMは友達までしかできないように設定していますが、兄のときからまた時代が進んでいるなと感じました。

(aiさん)

 子供の中学校では、今年度から定期テストを行わない教科もあると聞きました。ますます日々の授業を大切にしなくてはいけないこと、副教科においても、こまめに復習をして理解を深めておかなければならない必要があると思っています。

(ノコノコさん)

 横浜市内の中学校に通っていますが、中学校に自動販売機が設置されていること、朝の登校時間帯にパンやお弁当が売られていることに驚きました。お弁当作りが間に合わなくても何とかなりそうで安心です。また、ジャージ登校の生徒が多く、帰宅後の習い事にもなぜかジャージで通うので、運動部でもないのにジャージを着ている時間が多く、なんだか不思議な感じです。

(ハタナカさん)

時間の使い方や家での過ごし方

 中学になって学校の帰宅も遅くなり、ステップの時間もスライドして夜型になったためか、毎朝起きるのが遅くなってしまっています。早く生活のリズムを掴んでもらいたいです。

(トマトさん)

 小学生の頃は19時からソファーに座り、リラックスタイムを思う存分過ごしていた娘。中学生になり、学校とステップの生活になると、昨年までの生活とはずいぶん変わり…。けれど、かなり「メリハリ」がつくようになり、夕方~夜にかけても、土日も、「勉強するときはする!」「休むときは休む!」と、いい生活スタイルを作っている気がします。

(kさん)

 部活が始まり、学校の宿題にステップの宿題…限られた自由時間の中で、やるべきことが増えました。でも、ゲームはしたい、遊びたい…そんな思いも強く、葛藤しています。ただ、学校の宿題は学校で済ませてくるなど、帰宅後のフリータイムを作るための工夫をし始めました。これはいい傾向にあるなと、心の中はニンマリ。自分で考えて行動したことについては、いつも以上に褒めるようにしています。

(オカピさん)

 ステップの授業時間が遅くなり、たくさん勉強している気持ちになってしまったのか、「勉強しているんだからいいよね…」と、逆にゲームの時間が増えてしまいました。

(ayaさん)

こんな変化もありました

体力面では…

 ステップ、習い事、学校生活、部活、友達との外出など…小学校時代とは比較できないほど多くのイベントがあり、活動範囲も広がって、疲れている様子です。

(ぴーちゃんさん)

 入学当初は新しい環境での疲労や緊張もあり、学校から帰ると昼寝をすることが多かったです。

(ポップコーンさん)

 新しい環境で部活も始まりステップの時間も遅くなり、疲れと眠気でクタクタのなか、毎日必ず自分の机に向かう姿にはとても感心しますし、成長をうれしく思いました。

(Kayさん)

精神面では…

 入学してすぐは慣れないせいか毎日イライラしている様子でしたが、部活が決まる頃にはおだやかになりました。

(Sさん)

 小6のときよりもイキイキとした表情で通学しています。連日の仮入部もあって疲れている様子もありますが、日々楽しいようで、今日あった出来事を自分から話してくれることが増えました。

(麺きちさん)

 中学に進学して、学習、部活動などで誰かと競うことが強く意識され、結果を求められるようになることがギャップとして感じられ、そのプレッシャーを克服するのに苦労しているようです。

(シータートルさん)

さまざまな面で成長を感じることも

 小学校時代は21時台か遅くとも22時には就寝していた息子ですが、中学入学後、ステップの授業のある日は帰りが22時過ぎに。そこで自分から「勉強は朝方にやる」と決めて、毎日5時半に起き、学校に行く前に勉強しています。小学校時代は何度起こしても起きなかった息子が目覚ましで1人で起きて有言実行している姿に成長を感じます。

(Tomkenさん)

 小学生の頃は授業中に手も挙げられなかった娘。中学に進学し、2、3年生との対面式で全校生徒の前で挨拶したそうです。しかも挨拶を頼まれたのは前日なのに「そんなに緊張しなかった」と! そんなに肝が据わっているとは思いもしませんでした。これからの中学校生活をより充実させていってほしいです。

(Mさん)

 これまで忘れ物や時間のルーズさを心配していた小学校生活でしたが、入学してからは今のところ、自分で持ち物を確認しながら忘れ物をしないように用意しているようで、前よりも朝のバタバタが減ったような。「最初だけにならないで~」と祈っています。

(ホハナさん)

 ステップで4月の確認テストがありました。中学生になって初めてのテストでしたが、ケアレスミスが目立ち得点が伸びず、子供はショックを受けたようでした。どう切り替えるのか様子をうかがっていると、間違えた問題をまとめた「ドジノート」と名付けた解き直しノートを作成していました。自ら問題点と対策を考え次に進む姿に成長を感じました。

(ミントさん)

 小学生のときよりも「しっかり勉強をしなければ」という気持ちがあるようで、自分なりの勉強の仕方を模索しています。気分が上がる文具やタイマーを使ったり、机の向きを変更したり。また、YouTubeの勉強動画を参考に、自分の勉強している様子をタイムラプスで撮影することで集中力もアップ。楽しみながら勉強しています。

(ヤマさん)

 小学校へは集団登校で徒歩10分の通学でしたが、中学校は個人での登校となり40分かけて通学するようになりました。一人で長い時間歩いていくことがとても心配で、「車で送って行こうか?」という気持ちになりますが、娘は気にする様子もなく粛々と歩いて登校しています。「いってらっしゃい」と見送るとき、もうランドセルを背負っていない彼女の背中が突然大きく、大人になったように見え、感慨深く思いました。

(ねこしゃつさん)

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