定期テストでのハプニング・失敗談【中学生保護者の声】

 今年度最初の定期テスト期間を迎えている中学校もあるかと思います。今回は、中2・中3保護者の方からいただいた、定期テストに関するエピソードをご紹介します。
 これまでの定期テストでの思わぬハプニングや、印象に残る失敗談などをお寄せいただきました。

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自分で体験してこその気付き

 中学に入って、初めての定期テスト。学校のテストとは違うことを伝えたくていろいろアドバイスをしていたら、逆にプレッシャーになり過ぎ体調不良に…。

 私も反省し、2回目の定期テストでは口を出さないようにしたところ、今度は前日になってもやる気配がなくいつも通り過ごしている息子。
 結果、自分が思っているより点数が良くなかったようで、3回目の定期テスト前からは、自分からテスト勉強をするようになりました。「自分で体験してこその気付きがあるんだ」と実感しました。
(中2/ぶーやんさん)

「大失敗」から、見直しをして気付いたこと

 中1の後期中間テストの数学で大失敗した娘。帰宅後、玄関で大泣きし、ステップにも「行きたくない」と大騒ぎ! しかし、見直しをすると「ケアレスミスの多さや、理解力の甘いところを放置していた」という問題点が浮き彫りに。

 その後、ステップの先生のサポートや本人の意識改革によって、今は安定して点数が取れるようになりつつあります。ひどい点数を取っても、きっちりと見直しをして、理解を深めていけば、必ず次につながっていくということを実感した出来事でした。
(中3/Oさん)

詰め込みすぎた予定がプレッシャーに

 中学生になってから、小学校の頃と比べテスト範囲が広く、あっという間に次のテストになるので、準備に追われてうまくリズムをつかめずに苦労していました。部活が忙しかったこともあると思います。
 定期テストの2週間前から、学校から配られる予定表に自分で勉強の予定を書き、その後に実際に勉強したスケジュールを書いて提出するのですが、そのスケジュールが本人のプレッシャーになり、予定通りに行かないとイライラするように。予定表を見せてもらうと、あきらかに詰め込みすぎていて、とても達成できるスケジュールではなく…ちゃんと見た方がよかったと感じました。
(中2/どんぐりさん)

時間が足りずに解けなかった問題を見て…

 テストの後、「時間が足りなくて最後まで解けなかった。空欄のところが何問もある」と聞いて、えーっ!とビックリしました。本人も帰宅してすぐ問題を見て、解けなかった小さい問題10個くらいが「全部わかる問題だった」とかなり落ち込んでいました。そんな姿を見て、「これが入試でなくてよかった」とヒヤっとしました。この失敗は、この先のためにも良い経験だったと思っています。
(中3/サリーさん)

ギリギリまで手をつけられない教科が…

 中学で最初の定期テスト。近所の仲の良いお姉さん(ステップ卒業生)から「中1から定期テストが大事だからね!」と言われていたためか、ガチガチに緊張しながら勉強していました。まだ自分に合ったテスト勉強方法が分からないでいたので、ギリギリになるまで手をつけられない教科もあり、前日の夜に半泣きで覚える…と言う日も。

 しかし今では、約2週間前から勉強する科目を決め、さらには1日の時間を分単位で決めてその通りに過ごしています。自分で「この方法が性格に合っている」と気づいたことが何よりよかったと思いました。
(中3/柚子胡椒さん)

テスト直前、謎のイライラの訳は…

 明日から定期テストという日曜日。息子は早めに起き、朝から机に向かっていました。しかしお昼を過ぎたあたりに部屋から出てきて、「なんかイライラして集中できない。まだ全然終わってないのにどうしよう!」と涙声。体調を崩したのかと家族みんなで慌てましたが、「そういえば朝からろくに食べてないからでは?」と思いつきました。

 急いでおにぎりや栄養ゼリー、チョコレートなどを食べさせたらすっかり元気に。勉強でも相当カロリーを消費するのだなと実感し、それ以来、ステップに行くときも必ずなにか食べ物を持たせるようにしています。
(中3/けんけんさん)

解答欄のミスに戸惑い…

 定期テストは学校の先生の手作りなので、ときどきミスもあります。最初の定期テストで、先生が解答欄を作り間違えて、子供たちは1問目からどこに答えをかけばよいか戸惑うことがあったようです。先生は1組から順に各クラスをまわり、解答欄の記入方法を説明したようですが、息子のクラスは5組だったため、先生が来たのは試験時間が半分を過ぎたころ。初めてのテストで、そういうトラブルもあり、時間内に問題を解けなかったそうです。

 試験本番はいろいろなことが起こるものなので、失敗を経験しながら、臨機応変に対応できるようになってほしいと思いました。
(中3/Mさん)

「継続は力なり」を痛感した様子

 娘は、小学校のテストでは授業内、またはテスト前の休み時間に教科書をさーっと読んだりして、いい点数をとってきました。しかし中学生になり、定期テストも小学生のときと同様のやり方をしたら、成績がガタ落ち。この経験により、娘は「一夜漬けではなく日々の勉強の積み重ねが必要なのだ」と気付いたようで、今でも実践しています。「継続は力なり」ですね!
(中3/ダイエットの方は明日からさん)

テスト初日にインフルエンザで発熱

 親から見ていて、部活との両立を考えると、9科目のテスト対策は3週間前から少しずつ進めないと間に合わないな、という印象です。ですが、本人はそこまで前もって進めてはおらず…中1の3学期のテスト勉強は、おそらくいろいろ間に合っていませんでした。そんな中、テスト初日を終えて2日目の朝に39度の発熱。インフルエンザでした。2日目・3日目のテストは受けられず、2学期までのテストの点数等を考慮して成績がつくことに。

 息子は「勉強が間に合っていなかったからラッキー」などと言っていたので、「世の中そんなに甘くないから、今度はまじめにもう少し早めから始めよう」と伝えました。
(中2/かーにゃさん)

確認したおかげで、慌てず対応できました

 中1の学年末テスト。国語の文法問題で、「何度やり直しても自分の出した答えと一致する選択肢がなくて困った」と帰ってきました。本人は、前日のステップのテスト対策授業でくり返し練習したところなので、「間違うはずがない」と思い、慌てることなく近い数を選んだようです。

 テスト返しの折、国語の先生から解答に間違いがあったと説明があり、そこの点数はノーカウントに。「テスト前にしっかり確認できてよかった」と喜んでいました。
(中2/被子植物の母さん)

直前になってもワークと闘っていました

 娘は、歳の離れた姉から「学校のワークはできるだけ早めに終わらせるように」と助言を受けていたのですが、最初はスケジュール調整ができずに定期テスト直前になってもワークと闘っていました。それに懲りたのか、中1の終わりごろには、学校や家でスキマ時間にワークをどんどん進めて、定期テスト対策時にはワーク以外の勉強ができるようになりました。娘なりに自分の勉強方法を見つけたようでよかったなと思いました。
(中3/O.Rさん)

テスト前夜、お説教が長くなり…

 定期テスト前はさすがに本気で勉強するものだと信じていましたが、中2の前期中間テストの前日、まったく勉強せずに眠りにつこうとした息子へお説教しました。しかしお説教が長くなり、結局、勉強時間はさほど取れず、しまいには翌朝は寝坊し遅刻しかけるというありさま…(泣)。以後も定期テストが来るたび、親として冷静さを保つのに大苦戦しています(笑)。
(中3/Bさん)

範囲はしっかり勉強しなければと学びました

 中1の後期定期テストのとき、範囲が広くて勉強時間が足りなかったこと、自分が勉強したところがテストで出なかったことがとても悔しいと言っていました。テスト問題は自分が教わっている先生ではなく、もう1人の先生を中心に作られており、(テストに出やすい)「大事なところ」の認識が先生によってちがったよう。テスト範囲には変わりはないので、しっかり勉強しなくてはいけないと学びました。
(中3/シロクマさん)