【中学生に聞いた】中学校での勉強のポイントは?(定期テスト、学校の授業、提出物など)

中学に進学したみなさん、新しい生活にも少しずつ慣れてきたでしょうか?
中学校では、授業のスピードや内容が小学校と比べてレベルアップしたり、「定期テスト」がスタートしたり…勉強について不安を感じている人も多いと思います。
そこで、高校受験ステップハイステップに通う中1・中2生(昨年10月当時)に、中学校での勉強のポイントについて聞いてみました。ぜひ参考にしてください!
※学年はすべてアンケート時点(昨年10月)のものです。

こちらは学習塾ステップのブログです

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【中1生(現中2生)に聞いた】はじめての定期テストの感想は?

中1、中2生に「中学進学にあたって気をつけた方がいいこと」を聞いたところ、「学期ごとに定期テストが1、2回しかないので、成績がテストで大きく決まるから、しっかり勉強した方がいい(中2)」など、定期テストに関する声が多数。

まずは、中1生に最初の定期テストの感想を振り返ってもらいました。

  • 小学校の単元ごとのテストよりも難しいし、学校の先生が作ったやつだから、難しいものと簡単なもので差があった。中1の最初(1学期中間)のテストは簡単に作ってあって、次から急に本気を出す先生もいた。
  • 意外にむずかしくて、復習しきれていないところがたくさんあった。計画的に勉強することが大切だと思います。
  • 授業で大切なことをメモしたり、先生の話をしっかり聞いたりしないと、テスト勉強が少し大変だった。
  • 「もっと勉強しとけばよかった」って思いました。教科書をあまり読んでなかったなと反省しています。
  • 小学校のときよりも問題数が増えているので、1問1問をはやく解けるようにした方がいいと思いました。
  • 時間が思っていたより少なく感じて、見直しができなかった教科もあったので、悩む問題は後回しにするのもいいと思います。
  • 実技科目の勉強の仕方が分からなかった。今は自分で問題作ってやってます! おすすめですよ。
  • 定期テストは回を追うごとにどんどんむずかしくなるから、点数をのばすには努力しないといけない。
  • 「学力状況調査」みたいなテストが毎回ある感じだった。小学校のカラーテストよりも点数が取りにくい。
  • 学校やステップの授業でやった内容と、学校のワークの問題を少し変えた問題が多かった。ちなみに僕のはじめての定期テストは体調不良で出れず、悔しい思いをしたので、体調管理も大切です。

定期テスト対策のポイント

早めのスタートが大切!

中学生の声で多かったのは、「テスト勉強は早めに始めた方がいい!」というもの。学校のワークを解く、短い時間でもノートを見直すなど、忙しい中でもできることから始めるよう工夫している人も。
  • 定期テストは何日間か続くので、「前日に勉強する」というのでは絶対に間に合わない。(中2)
  • 数日前に一気に勉強するのではなく、2、3週間前から少しずつ、無理せずに勉強する。テスト前日に寝ずに勉強するのはやめた方がいい。(中2)
  • 一夜漬けはやめた方がいい。ワークは3週間前くらいに終わらせておくと、あとあと楽。(中1)
  • 定期テストが近づくにつれ、寝不足になったりイライラしたりしてしまうこともあるので、早い時期からテスト勉強をすると、テスト前の自分を助けてあげることができます!(中2)
  • 私はサッカーのクラブチームに入っていて、家で勉強する時間があまりないので、テスト勉強は2週間半前くらいから。重要なことをルーズリーフにまとめて、バスや電車での移動時間に勉強したり、家に帰ったら問題集や+αの勉強をしています。(中2)

計画的に進めるようにしています

テスト科目が多く、範囲も広い定期テスト。勉強する科目や単元の順番などを工夫している人が多くいました。テスト当日に力を発揮できるよう、寝る時間など体調管理についてのコメントも。
  • 定期テストは範囲がすごく広いので、勉強は計画的にやるといいと思います。寝る前にその日に勉強したものを見直すと頭に入るのでオススメです。(中2)
  • テスト勉強は、かなり前に勉強した単元や、苦手な教科を重点的に。多忙なときは単語帳を使いましょう。(中2)
  • 国数英理社だけでなく、実技科目の勉強もする。(中2)
  • テスト直前の土日は、とにかく確認をしたり、課題をつぶす時間にする!(中2)
  • たくさん勉強した教科はよくできて、あまりやってこなかった教科はまちまちの結果になった。日頃からバランスよく復習できるといい。(中1)
  • テスト期間は睡眠時間を削ってでも勉強する。ただし、削りすぎて体調をくずすのは元も子もないから注意。(中2)
  • 夜の勉強で寝不足が続くと、当日に成果が発揮できないので、テスト直前は寝ることも大切に!(中1)
  • 忙しいときでも「0時には寝る!」と決めて、終わらなかったら朝起きてやるようにすると、体調をくずしにくくなります!(中2)
  • 定期テストは、ふだんから少しずつ復習すれば大丈夫! ステップや習い事、部活などで時間がたくさん作れない人も、スキマ時間をうまく利用してみてください!(中2)

中1・中2生たちのテスト勉強法

  • 「テスト2週間前から勉強しよう」と思っても、何からやればいいか最初はよく分からなかったけど、まずは教科書を読んだり、今学習しているところのワークをやるだけでも、定着のしかたがかなり違いました。(中2)
  • 数学や国語は、ステップで配られたプリントを解く。忙しいときは、移動中に英単語とかの暗記をします。(中2)
  • 国語は漢字、英語は単語をしっかりやる。(中1)
  • ステップの対策問題集をやり、まちがえたり怪しかったところだけ印をつけて確認する。1回だけでなく何回もやるといいです。同じような問題も省かずやります。
    また、25分勉強して5分休憩するという勉強法だと計画が立てやすいし、長時間いっぺんに勉強するより濃い時間が過ごせて効率がいいです。(中2)

  • とにかくたくさん問題を解いて、まちがえたものは何度も解き直す。学んだことを自分の言葉で説明してみるのも効果があると思います。(中2)
  • 教科書やノート、ワークを何度も読む、解くとよかった。単語、用語などは毎日ちょこちょこ覚えたか確かめるとインプットしやすいよ。(中1)
  • ワークとか、配布されたプリントとかをやるとBEST! 授業中に「ここ大事だよ」と言われたところは大体テストに出るから、授業もよく聞いておくことが大事。数学や英語は、公式や文法を覚えたらひたすら問題を解いて慣れておくのがオススメ。人によって勉強法はちがうけれど、ノートにまとめただけで復習せず、勉強した気になってしまうのは注意。(中2)
  • 社会は範囲が広いので、日々の復習をしっかり。理科はステップの対策問題集を何周も解いておく。数学はワークの解き直しが大事。実技科目は意外と覚えることが多いから、早めに勉強するといい。(中1)
  • 内容をルーズリーフにまとめる。大切なところはオレンジで書いて、赤の下じきでかくして覚える!(中2)
  • ステップの対策問題集を直前に解く。勉強中、集中力が切れたらお茶を飲む。1時間に1回は立ってストレッチ。(中2)
  • 教科書を声に出して読むと、めっちゃ頭に入る。(中2)
「勉強の取り組み方は人それぞれなので、中1では『自分に合う勉強法を探す』のを目標にするといいと思います!(中2)」という意見も。色々な方法を試して、自分に合ったスタイルを見つけていけるといいですね。

こんなポイントも…

  • 先生の言う「テストに出る」は本当に出るから押さえておく。(中2)
  • 人に聞いたりして、授業での「分からない」をなくす。先生から、できるだけテストについて聞き出す(出題方法や、ポイントなど)。(中2)
  • 小学校の内容をしっかりやっておくといいなと思った(中学校でも使うから)。(中1)
  • 実技科目は1つ前の定期テストで出た問題が再び出たことがあったから、復習するといいかも。(中2)

当日、テストに臨むときのポイント

  • 凡ミスで点を落とすのはもったいないから、むずかしい問題は飛ばして見直しをした方がいいと思う。(中1)
  • 分からない問題が出てきたら、1回時計を見ると、なんだか気持ちが落ち着く。答えが思い出せないときは10秒考えてみて、ダメだったら次に進んだ方がいいと思う。(中1)
  • テストを解き終わったら、初めて解くような気持ちで見直しをするといい。(中1)

日ごろの勉強でのポイント

続いては、授業中や家庭学習、提出物に関するコメントを紹介します。特に「提出物はきちんと出す(仮に遅れてしまっても必ず出す)ように」というアドバイスが多く集まりました。

授業中に気を付けていること

  • 授業はしっかりと聞き、寝ない。大事なところはノートにしっかりメモをとる。(中2)
  • 日ごろから授業はよく聞いて、細かいこともメモしておくと、復習のときも分かりやすいし、短時間ですみます。(中2)
  • 意外にテスト前は時間がないから、「授業で全部覚える!」と意気込んでやろう。今は、テストも大事だけど「振り返り」が大きく評価されているように感じる。「自分の考え」を伝えられるかが大事。(中2)
  • 教科書にはのっていなくて、先生が授業中に言ったことが定期テストに出たことも。授業で大切なことは常にメモするといい!(中1)

自習への取り組み方

  • 英単語の暗記などは、部活中の空いた時間や登下校中などのスキマ時間をフル活用する。(中2)
  • 部活に入ると忙しくなると思いますが、その中でも勉強するためには空き時間を作ることが大事だと思います。家に疲れて帰ってきて、少し休みたい気持ちにはなると思いますが、少し勉強時間をとって、それが終わったら休むといいと思います。(中2)
  • 自分の場合は見て覚えるだけだと限界があるので、必ず自分の言葉で紙に書くようにしている。一回勉強しただけでは終わらせず、しつこいくらい、体にしみこむほど。(中2)
  • 自分の集中力を高めるために、タイムラプスなどの動画を作って自分自身を写しておくと、「見られている」と意識することで集中できるし、それが記録として残るので、長い時間やればやるほど「これだけやったんだ」という自信もつくので一石二鳥。(中2)
  • スマホを見ながら勉強するのはめっちゃ効率が悪いのでやめた方がいい。(中2)
  • スマホは危険! テスト期間中はスマホをできるだけ触らない方がいいかも…。(中2)

提出物に関するポイント

  • 1回のテストやひとつの提出物で、成績が1段階下がってしまうこともあるので、一つひとつの提出物をしっかり出す。「高校受験に関わるのは中2の成績から」と油断する人もいるけど、中1のうちに提出物を出す習慣をつけておくといい。(中2)
  • 提出物は遅れてでもしっかり終わらせて出す。早めの取り組みが大事。(中2)
  • 定期テストの日に提出物(ワークや授業ノート)を出すことが多いので、日ごろからやっておくといいと思います。そうすればテスト前に勉強に集中できます。(中2)
  • 提出物では、自分がネットなどで調べたことを書いたり、きれいに表にまとめたりすると評価が上がるかも。(中2)
  • 提出するノートやプリントには、先生に書くように言われたことだけでなく、授業中に先生が話していたことなどをメモする。テストに出るかもしれないし、先生にも「きちんと授業を聞いているな」と思われて一石二鳥です。(中2)