小学生の夏休みのお昼ごはん「わが家の定番メニュー」【保護者のみなさまに聞きました】
夏休みがやってきます。お子さんのいるご家庭では「毎日メニューを考えるのが大変」という方も多いのではないでしょうか。
小学校5年生・6年生の保護者の皆さまに「夏休みのお昼ごはん」についておたよりを寄せていただきましたのでご紹介します。
今回は「わが家の定番メニュー」編です。
めん類、ごはんもの、粉もの(パン・ピザなど)の3つのジャンルに分けて、夏休みにおすすめの「簡単レシピ」や「お子さんに喜ばれるメニュー」などを教えていただきました!
シリーズ「小学生の夏休みのお昼ごはん」
第1回:夏休みのお昼ごはん「わが家の定番メニュー」(今回)
第2回:夏休みのお昼ごはん「ひと工夫・アイデア集」
夏の定番! めん類メニュー
- 自宅勤務で、夏休み中も仕事の合間に昼食を作るため、簡単なものが多いです。
暑くて食欲が落ちていても食べやすい冷やし中華、鶏肉とサラダなどをのせたそうめんなどの冷たいめん類が子供たちに好評です。一皿ですみ、タンパク質と野菜を1皿でとれるので栄養的にもよいかと思います。(小5/M.Uさん)
暑い夏でも食べやすい、冷たいめん類に関するおたよりを多くいただきました。野菜をたっぷり入れたサラダうどんや、食欲が落ちても食べやすい「そうめん」が人気でした。つけつゆの味を変えたり、薬味やトッピングを添えるといった工夫も。
野菜もとれる「サラダうどん」
- 夏は冷やしそうめん、うどんが多くなりがちで、野菜不足のメニューになってしまうので、レタス、玉子焼き、ちくわ、ミニトマトなどを細かく切ってうどんにトッピングするだけの「サラダうどん」をよく食べています。
(小5/まるくるさん)
- 子供が夏休みで家にいるときも、私はパートに出ているので、お昼はお弁当を作って置いていきますが、あまり暑いと食欲も出ないようで…。
そんなときはゆでうどんの上に余った野菜やツナ缶を乗せてラップして冷蔵庫へ。昼食の時間になったら、買っておいた数種類の「プチッとうどん」(1人前用のうどんのタレ)から好みのものを選んでかけて、サラダうどん風にして食べています。(小6/派手なハーデさん)
- 夏休みの昼食はめん類が多くなりますが、特によく作るのが“サラダうどん”です。
日頃から野菜をいつでも使えるようにレンチンや塩もみ、カットして冷凍などしておきます。冷凍うどんをチンして冷ましたら、その野菜をうどんの上にたっぷりのせて、ポン酢やごまだれをかけて食べています。プラス、蒸したチキンや豆腐、ゆで玉子などを乗せてタンパク質もとります。洗い物も少なく、準備もあっという間です。(小6/Iさん)
- 暑い日や毎日のお昼ごはん作りに疲れた時にはやっぱりめん類が多いわが家。息子たちはザルうどんやそうめんが好きなのですが、どうしても野菜類が足りなくなります。
なのでめんをゆでた後に薄切り豚肉も一緒に茹で、レタスをちぎって豚しゃぶサラダうどんにしたりしています。胡麻ドレなど、ドレッシングを活用すると「味変」できていいです。私はナンプラーなどでエスニック風にして食べたりもしています。(小5/パピヨンズの母さん)
- 夏休みは留守番も多いため、野菜を刻んで置いておき、めんつゆ、流水めんに自分でトッピングして、サラダそうめんやサラダうどんを作って食べています。マヨネーズをかけるとよりおいしいとか…。
(小6/もんちっちさん)
薬味や“味変”も!「そうめん」
- あぁ、またあの長い休みが来る…(遠い目)、といった心境ですが、うちの子たちはそうめん大好きっ子なので、そうめん率が高いです。凝ったことはせずに済むのでとても助かりますが、子供3人それぞれ食べる量が増えてきたので、この前は1回では足りず2回ゆでました。今年の夏はどうなるのか…箱買いですかね。
(小6/ねこさん)
- 夏休みの期間はそうめん。バリエーションで豆乳をめんつゆで割ればちょっとヘルシー。きゅうり、トマトなどの野菜もそえて。
(小5/おしてるさん)
- 暑くて食欲がなくなる夏は、そうめんに梅干しと納豆、薬味を入れたものをよく食べます。
(小5/モモえもんさん)
- 私が仕事をしていて、朝出かけて昼食後に帰宅するため、子供たちが自分で食べやすいものを用意しています。セルフそうめんなど…。
ゆでためん、切った野菜やツナ、ハムなどはタッパーに入れて小分けにしておき、「好きなの乗せて食べられるよ~♪」とバイキング的に盛り上げて伝えています。(小5/もくもく☆いちごだいふくさん)
ちくわの磯辺揚げを乗せて「ぶっかけ冷やしうどん」
おすすめメニューはちくわの磯辺揚げを乗せてぶっかけ冷やしうどん。
ちくわの磯辺揚げは、ちくわを縦半分に切り、小麦粉、水、青のり、ほんだし少々を混ぜた衣につけて、フライパンで少量のオリーブオイルであげるだけ。
(小6/小豆田さん)
火を使わない「混ぜるだけ冷やし中華」
火を使わないメニューとして、中華蒸しめん(レンジでチンする)に、納豆、アボカド、キムチ、卵黄(もしくは半熟卵)、めんつゆ大さじ2、酢大さじ2、水大さじ1、砂糖大さじ1/2、ごま油少々を混ぜるだけの冷やし中華がおすすめです。
(小5/年中夢中さん)
野菜たっぷり「焼きそば」
定番は野菜たっぷりの焼きそばです。たくさん作って、次の日はオム焼きそばにしたり、アレンジします。
(小6/マロマロマロンさん)
しっかり食べられる ごはんものメニュー
おにぎり、丼もの、カレーやオムライス、ドリアなど…。お子さんに人気のメニューを教えていただきました。
子供も作りやすい「おにぎり」「海苔巻き」
- わが家の夏休みのお昼ごはんでよく登場するのは“おにぎり”です。お昼を作るのが面倒なとき、「たまにはお母さんも休ませて!」と、ごはんだけ炊いておきます。すると子供たちは自分の好きな具を混ぜて、色々な形のおにぎりを作って、たくさん食べてくれます。
子供は楽しく、母は楽ちん、おにぎりバンザイです(笑)。今年は“おにぎらず”にしようかなぁ。(小5/かりめろさん)
- 子供が「お腹すいたー」と言って、すぐ作れて、子供たちが大好きなのが肉巻きおにぎりです。お肉を焼いて、塩こしょうで味付けして、ごはんに巻くだけ!
(小5/はるさん)
- 夏休みのお昼ごはんは毎年の悩みです。私はさっぱりしたものがよくても息子は「お肉食べたい」と言うので、ごはん、焼き肉、キムチ、野菜をサニーレタスで巻いたものをよくお昼ごはんにしています。自分で巻いて好きに食べてくれています。
(小6/アデイさん)
- わが家ではよく“海苔巻き”を作ります。具材を切って並べ、子供も自分用の100均のまきすで作ります。子供が作る納豆巻きは悲惨なことになりますが(笑)、なんでも巻いちゃえば野菜もとれてgood! 私はお肉を入れて巻くキンパがおすすめです!
(小5/R.Nさん)
食べたらハンバーグ!?「ハンバーグ味そぼろ丼」
夏のお昼のおすすめメニューは ハンバーグ味そぼろ丼です。
合い挽き肉と玉ねぎのみじん切りをフライパンで炒めて、塩、こしょう、ナツメグで味付けをし、肉そぼろを作ります。丼に盛った飯の上に、肉そぼろと食べやすく切ったレタスやミニトマトをのせ、ケチャップやソースをかけたら完成。お好みで肉そぼろにコーンを入れたり、チーズをのせたりしてもおいしいです。
簡単だけど、食べたらハンバーグ味! わが家の子供たちも大好きなお助け丼です。
(小5/yamamaさん)
時短で栄養も! 冷たい「アボカド丼」
アボカド丼。ごはんの上にサイコロ状に切ったアボカド、トマト、豆腐と、小さめに切ったハムをカラフルに散らして、上からめんつゆをかけるだけ。冷たくて夏にピッタリ。時短で栄養もあり、おすすめです。
(小5/なめたけさん)
レンジでチンする「ドライカレー」
サバ缶と玉ねぎのみじん切り、カレー粉をレンジでチンするだけのドライカレーがおすすめです。温泉玉子を落とせば、見た目もおしゃれなデリの味です。
(小5/チャッピーさん)
簡単なのにきちんと見える「ミートドリア」
市販のミートソースを使った簡単ドリア。簡単なのに、きちんと作ったように見えます。
グラタン皿にごはん、その上に市販のミートソースをかけ、ピザ用チーズ、パルメザンチーズ、パセリをパラパラふりかけ、トースターで5分焼いてできあがり。
(小6/H.Kさん)
一緒に作る「ごはんピザ」
子供たちが喜ぶのは「ごはんピザ」。ごはんをラップで包んで平らにし、それを油を薄く塗ったアルミホイルに置きます。ピザソースを塗り、ウインナー、ピーマン、玉ねぎ、しめじなどを乗せ、とろけるチーズをかけてトースターで焼いてできあがり。子供と一緒に作れ、人の顔や動物を作ったり楽しめます。
(小6/マロマロマロンさん)
メッセージを添えて「オムライス」
仕事をしているので、朝からオムライスを作ります。ニンジン、ピーマンなど細かくみじん切りにした野菜を使って栄養満点!
ケチャップでメッセージを一言書いて置いておくので、とても楽しみに喜んで食べてくれます!
(小5/みちゅさん)
ガッツリごはん「ガーリックペッパーライス」「タコライス」「カレーライス」
夏は冷たいめん類に偏りがちなのですが、一品でタンパク質も野菜もとれるガッツリごはんメニューが子供たちに人気です。
牛肉、ピーマン、粒コーンがたっぷりのガーリックペッパーライス、しゃきしゃきレタスとトマトの酸味、とけたチーズがおいしいタコライス、豚ひき肉・ゆで大豆・角切り玉ねぎの3種類の材料で手早く作れるカレーライス。この3品は食欲のない日や忙しい日の定番夏メニューです。
(小6/よもぎパンさん)
栄養たっぷりで簡単!「“すき家”風ねぎ玉豚丼」
豚肉と玉ねぎを炒めて、味付けは市販のすき焼きの割り下で。万能ねぎを一面にちらして、上に温泉卵を乗せます。温泉卵は沸騰したお湯に火を止めて卵を8分入れるだけですが、もともとできている市販のものを使ってしまうことも。
(小6/かっぱ松さん)
パンやピザなど 粉ものメニュー
自分オリジナルで!「手作りピザ」
わが家はいつも長期休みの昼食メニューに頭を悩ませています。冷やし中華やそうめん、焼きそば、パスタなど昼食にもってこいのめん類が娘は苦手だからです。
なので大体、ごはん、パン類、粉もののローテーションなのですが、その中でも自分でトッピングするピザ作りが好評で、メニューに困ったときはよくやります。
食パンやナン、ぎょうざの皮などを使って、具材はハム、ソーセージ、ピーマン、ミニトマト、コーン、チーズ、ツナ、きのこ、マヨネーズなどから好きなものを選んで、自分オリジナルピザを作るのです。毎回どんな組み合わせにするか、楽しそうに作っています。オリジナルピザの味は格別なようで、いつも「おいしかった~!」と満足そうです。
(小6/オーロラアークさん)
「お腹すいた~」コールに応える「冷凍食パンピザ」
冷凍食パンピザが便利です。食パンにピザソースを塗り、水分が出ない具材、チーズを乗せて食品ラップで包み冷凍します。
凍ったままトースターで調理できるので、「お腹すいた~」コールに素早く対応できます!
(小6/K.Jさん)
変わり種で楽しむ「たこ焼き」
子供と一緒に“変わり種のたこ焼き”をよく作っています。小麦粉とだし汁、卵で布地を作り、刻んだキャベツ、ネギを混ぜて、たこ焼き機に注ぎます。
変わり種で好評だったのは、ウインナー、おもち、チーズ、焼きとりの缶詰です。娘も串でクルクルとひっくり返すのがだんだん上手になってきました。何が出てくるか、ワクワクしながら食べています。いつも大量に作って、冷凍庫に常備しています。
(小5/Mさん)
好きな具材を挟んで「オープンサンド」「ホットドック」
- 長い休みの昼にはオープンサンドを作ります。あるときはパン、あるときはクレープの生地で、ハム、生クリーム、フルーツ、チーズなどいろいろ用意して、自分の好きなものをはさんで完成です。
(小6/まめしばさん)
- 夏休みの母の一番の悩みでもあるお昼ごはんは簡単に、そして作り置きできるものを選びます。
パン系だとホットドック用のパンやクロワッサンに、ウインナー、ハム、チーズ、レタス、冷凍のハンバーグやからあげを挟み、手間いらず。ごはん系だと、ひと昔前に流行った“おにぎらず”。お肉やスパム、卵などの具を挟み、おかずいらず。どちらも具材を変えることで、飽きずに楽しめます。(小5/Оさん)
次回は、夏休み中のお弁当やお昼ごはんの工夫についてのおたよりをご紹介します。
「パーティーやイベントのように食事を楽しむ」「お子さんと一緒に作る」といった工夫や、「お子さんがあまり食べない食材の使い方」など、さまざまなアイデアを教えていただきました。ぜひご覧ください。
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(以下、一部を抜粋)
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