<中学生に聞く>国語の読解問題、心に残った作品は? 春期講習・1年生篇
ステップの講習で取り上げる文章は、問題文を選ぶことから始まります。
まず、選定する担当者が「これは」という作品を選びます。
次に、その著者の方に使用させていただくよう許諾のお願いをいたします。
そして許可を頂けた文章をもとに、教材研究部のスタッフが作問を行います。
こうしてできあがったテキストに、参加した皆さんが「いい文章に出会えてよかった」と言ってくれたら、時間をかけて取り組んだ甲斐があるというものです。
そこで、講習の全日程が終わった後には、多くのスクールで
「どの作品が一番心に残ったか」というアンケートをとっています。
今回は、今年度の春期講習での『読解問題人気ランキング』をご紹介します。
学年ごとにどんな作品が支持を集めたのか、生徒からの感想を掲載いたします。
ステップに通う中学生はどんな作品に触れ、どんな感想をもったのでしょうか?
中学3年生 青春小説 篇
中学2年生 歴史小説<戦国> 篇
◆中学1年生 外国文学 篇(今回はこちら)
中学1年生 外国文学篇
上記はすべて外国の作品からの出題です。生徒からは「全体的に不思議な雰囲気があっておもしろかった」「どの作品も展開が謎に包まれていて最後まで読むのが楽しかった」といった感想がありました。第1位 『影をなくした男』
★授業でとりあげた場面はこちら!
金持ちの屋敷を訪れた「私」は、灰色の服を着た奇妙な男を見る。彼は自分のポケットから次々と豪華絢爛な品物を取り出していくのだが、その場の誰もが彼のことを気にも留めないのだ。驚きおののきながら屋敷を後にした「私」だったが、後をつけてきた「灰色の服の男」に、“影”をゆずってほしいと頼まれる。はじめは困惑する「私」だったが、男がポケットから取り出す宝物のひとつ「幸運の金袋」に惹かれて、自分の“影”と交換してしまう…。
金持ちの屋敷を訪れた「私」は、灰色の服を着た奇妙な男を見る。彼は自分のポケットから次々と豪華絢爛な品物を取り出していくのだが、その場の誰もが彼のことを気にも留めないのだ。驚きおののきながら屋敷を後にした「私」だったが、後をつけてきた「灰色の服の男」に、“影”をゆずってほしいと頼まれる。はじめは困惑する「私」だったが、男がポケットから取り出す宝物のひとつ「幸運の金袋」に惹かれて、自分の“影”と交換してしまう…。
□■ 生徒の感想 ■□
第2位 『紅はこべ』
★授業でとりあげた場面はこちら!
市民や農民が立ち上がり、革命の嵐が吹き荒れる十八世紀末のフランス。貴族が貴族であるだけで、次々に殺されていく時代。死刑判決を受けた貴族とその家族たちを、処刑直前に救い出す謎の一味がいた。その首領の名は…「紅はこべ」。
講習で扱ったのは、主人公の貴族女性・シュザンヌと一家が荷馬車に隠れて移動するシーン。「紅はこべ」一味から身の危険を知らせる手紙が届き、そこに書かれた手はずの通り、イギリスへ逃れようとしている。この荷馬車も「紅はこべ」の一味が用意したものだ。一行のまえに、貴族の誰もが恐れる門番・ビボーが立ちはだかる。すんでのところで見破られそうになるが、荷馬車を引く怪しげな老婆が機転をきかせ、一家は事なきを得るのであった。
市民や農民が立ち上がり、革命の嵐が吹き荒れる十八世紀末のフランス。貴族が貴族であるだけで、次々に殺されていく時代。死刑判決を受けた貴族とその家族たちを、処刑直前に救い出す謎の一味がいた。その首領の名は…「紅はこべ」。
講習で扱ったのは、主人公の貴族女性・シュザンヌと一家が荷馬車に隠れて移動するシーン。「紅はこべ」一味から身の危険を知らせる手紙が届き、そこに書かれた手はずの通り、イギリスへ逃れようとしている。この荷馬車も「紅はこべ」の一味が用意したものだ。一行のまえに、貴族の誰もが恐れる門番・ビボーが立ちはだかる。すんでのところで見破られそうになるが、荷馬車を引く怪しげな老婆が機転をきかせ、一家は事なきを得るのであった。
(実はこの老婆こそ、変装した「紅はこべ」なのだった。彼(彼女?)の正体は…それは本を読んでのお楽しみ!)
□■ 生徒の感想 ■□
第3位 『二十年後の再会 指名手配』
★授業でとりあげた場面はこちら!
ある夜、巡回中の警官が「友達を待っている」という男に声をかけた。彼は西部で一山当て、故郷のニューヨークに帰ってきたらしい。かつて親友の「ジミー・ウェルズ」と、ちょうど20年後の同じ時間、同じ場所で会おうと言った、その約束の日が今日なのだという。しかし、約束の時間になってもジミーは現れなかった。
警官と別れてしばらくして、男のもとに「ジミー」がやってくる。しばし再会を喜んだ男だったが、まじまじと相手の顔を見ると…「おまえは、ジミー・ウェルズじゃねえ」
ある夜、巡回中の警官が「友達を待っている」という男に声をかけた。彼は西部で一山当て、故郷のニューヨークに帰ってきたらしい。かつて親友の「ジミー・ウェルズ」と、ちょうど20年後の同じ時間、同じ場所で会おうと言った、その約束の日が今日なのだという。しかし、約束の時間になってもジミーは現れなかった。
警官と別れてしばらくして、男のもとに「ジミー」がやってくる。しばし再会を喜んだ男だったが、まじまじと相手の顔を見ると…「おまえは、ジミー・ウェルズじゃねえ」
□■ 生徒の感想 ■□
ステップ(STEP)はこんな塾です
ステップは、神奈川県に150校舎以上を展開している学習塾です。高校受験・大学受験に向けた授業のほか、県立中高一貫校対策講座も開講。また学童教室STEPキッズも開校しています。
*ステップのスタンスや特長を公式サイトでご紹介しています。
(以下、一部を抜粋)
▼正社員教師の専門家集団です
▼勧誘活動は行いません
▼費用はオープンにしています
▼特待生制度や友人紹介キャンペーンは行いません
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