「中学校の部活、どう選ぶ?」ステップ生&保護者に聞きました
小学生のみなさんにとって、中学校に入って大きく変わることのひとつが「部活」。
今回は、ステップ生および保護者から寄せられた「部活選びについてのアドバイス・経験談」をご紹介します。
ステップに通う中学2年生の声
高校受験ステップ、Hi-STEPに通う中学2年生271人に、部活に関するアンケートを実施。中学校で部活に入っているかを聞いたところ、以下のような結果になりました。
続いて、部活の感想や、部活選びのポイントなどを聞いてみました。
①部活を選んだきっかけ・決め手は?
②あなたの部活はどんなところが楽しい? どんなところが大変?
③後輩に向けて、部活選びのポイントを教えてください!
※同じ名前の部活でも、学校によって練習内容・人数・雰囲気などの特徴はさまざまですので、その点はご留意ください。
部活を選んだきっかけ・決め手は?
- 小学校のときに硬式テニスをやっていたので、テニスつながりで続けようと思って入りました。あとは先輩が優しく教えてくれて、雰囲気がいいなと思って入りました。(ソフトテニス部)
- 元々別の部活に入る予定だったけど、仮入部でテニス部に行ってやってみたら、すごく楽しかったから。(ソフトテニス部)
- 小6のときにバスケをはじめたので、そのまま流れで。それまで6年間サッカーをやっていたが、バスケを1年でやめるのはもったいないと思ったから。(バスケットボール部)
- 部活動体験のとき、先輩たちから「うまい」などのほめ言葉をもらい、「やれる」という自信がついたので入りました。(バスケットボール部)
- 姉も吹奏楽部だったから、小学校のころからあこがれていて興味があった。そこから演奏会や部活動見学に行って、「この部活に入って私も演奏したい!」と意志がより強まった。(吹奏楽部)
- 最初はテニス部や剣道部などの運動部に入ろうとしたんですが、仮入部のときに吹奏楽部に行ったら今自分がやっている楽器にハマってしまい、ここに入ろうと決めました。(吹奏楽部)
- 小学校のときからサッカーをやっていたし、うちの学校のサッカー部は強いと聞いていたから。でも一番の決め手は、仮入部のとき、サッカー部がとてもやりやすい雰囲気だったことです。(サッカー部)
- 元々クラブチームでサッカーをしていたけど、部活なら友達ができて楽しいと思ったから。(サッカー部)
- 入部する人の8割くらいが初心者で、一から教えてもらえるから。筋トレも他の運動部と比べれば楽で、休日の練習は土日のどちらかだから。(卓球部)
- 仮入部に行ってみたら、卓球がおもしろかったから。また、活動日数がそれほど多くないので、ステップとの両立もできると思い入部しました。(卓球部)
- 小学校のとき、学校のバドミントンクラブに入っていて、楽しかったから。ラケットも持っていたので、小学生のときから入るつもりでした。(バドミントン部)
- 何かスポーツを始めてみたくて、バドが一番楽しそうだったから。直感です。(バドミントン部)
- 仮入部でトスやアンダーの練習をさせてもらって、楽しいなと思ったからです。(バレーボール部)
- 一番楽しそうだったから。また、陸上の中でもいくつか種目があるので、自分に合うものが見つかると思ったから。仮入部のとき先輩が優しかったから。(陸上部)
- 先輩、後輩同士の礼儀がきちんとしているけれど、すごく仲良しでチームワークがいいところが気に入りました。(陸上部)
- 先輩が優しいし、先生の教え方もよかったから。練習試合が多くて、実力を試す機会が多いから。(野球部)
- 小学1年生のときから野球をやっていて、中学に入ってもやりたかったから。仲のいい友達と一緒に野球をやりたいと思ったから。(野球部)
- 決め手は、少人数で先輩も後輩もみんな仲がよかったところ。厳しすぎずゆるすぎなくて、やりやすそうだなと思った。仮入部のとき、「自分には剣道の才能がない」と感じたので、やめないで続けることができるか自分を試してみたかったのもあった。(剣道部)
- 道着を着ている先輩たちがかっこよくて憧れたから。先輩がとても優しくて、仲良くしてくれて、この部活なら3年間、楽しんでできそうだと思ったから。(剣道部)
- 先輩が楽しみながらも一生懸命やっている姿に憧れて入りました。先生も優しくおもしろい人で、部活全体が明るくメリハリのある雰囲気だったのがよかったです。(美術部)
- 自分の足の速さが活かせそうだったから。仮入部のときに楽しかったから。(ソフトボール部)
- 兄が弓道部で、大会を見に行ったとき、とてもカッコよくておもしろそうだったから。また、弓道をやると集中力が上がると聞いて、勉強や他の物事にも活かせると思ったから。(弓道部)
- ハンドボールは今までやっていた人が少ないので、差がつきにくいと思ったから。(ハンドボール部)
- 仮入部に行ったときに部活の雰囲気がよく、先輩方が優しそうだったから。朝早く起きるのが苦手なので、朝練が少ない部活に入りたいと思っていたから。厳しすぎない雰囲気なので、他の習い事とも両立できると思ったから。(家政部)
- 自分の通う中学に、入ってもいいかなと思える部活が理科部しかなかった。宇宙とかが好きで、理科部に入ればより詳しくなれると思ったから。(理科部)
- 演技するのが好きだったし、元々声が大きいので向いていると思ったから。部活見学のときに雰囲気がよかったから。(演劇部)
- 仮入部に行ったときに楽しくて、いろんなお点前を学びたいなと思ったから。(茶道部)
- 朝練や、土日の部活がないし、先輩や先生の雰囲気がよかったから。男女問わず、気軽にやれるから。(園芸部)
- うちの学校は部活が少なく、文化部だと2つしかなくて、それだったら音楽部がいいなと思った。仮入部に行ったときも楽しかったから。(音楽部)
- 楽しそうだし、活動日数が少ないから(週2回)。(写真部)
- シュートが入ったときの気分が最高だったから。先輩がおもしろかったから。(バスケットボール部)
- 演劇部の劇を観たのが決め手。あと、自分に合う部活が「これだ!」と思ったから。(演劇部)
- 小さいころからピアノを習っていて、音楽自体が好きでした。自分の小学校に、中学の吹奏楽部が演奏しに来てくれたことがあって、「いいな!」と思いました。入学して仮入部に行ってみて、あらためて「入りたい!」と思いました。(吹奏楽部)
- 友達に誘われたのと、絵を描くのが好きだったから! また、部活見学のとき、先輩たちの絵を見て「私も描いてみたい!」と心を打たれたのも決め手かも…。(美術部)
- 「カットサーブ」というものがあり、ボールの来る場所を予想するなど、ソフトテニスは硬式テニスとは違うおもしろさがあったので選びました。(ソフトテニス部)
- 親がバスケをやっていて、小学生のときに自分もやってみたらとても楽しかったから。それに、NBAを見ていて刺激を受けたから。(バスケットボール部)
- 仮入部のとき、先輩がどなられていたのを見て、そこそこ怒られる厳しい部活がいいと思っていたので入りました。(バレーボール部)
- 仮入部のときに先輩たちのかっこいい姿を見て、自分もこんな風になりたいなと思いました。また、朝練もないし、活動日も週に5日なので体を休められる。さらに優秀な成績も残している部だったので、剣道部を選びました。(剣道部)
- 小学校からソフトボールをやっていたから。自分の地区の中学にはソフトボール部がなかったので、別の中学に入りました。(ソフトボール部)
- テニスをやりたいと思って、未経験でしたが入ってみました。その後、部活だけでは時間が足りなくなって、クラブにも通い始めました。(ソフトテニス部)
- 習い事で剣道とラグビーをやっている。バドミントンは、剣道に通じるものがあると思ったのと、ラグビーの基礎体力をつけるのにもいい部活だと思ったから入った。(バドミントン部)
- 小学生のときにフットサルのクラブチームに入り、サッカーにも興味を持ったからです。入部したときはルールも分かりませんでしたが、今は楽しくやっています。(サッカー部)
- サンバイザーをかぶりたかったから。先輩がかわいかったから。(ソフトテニス部)
- お母さんが中高でバスケ部だったから。小学校のときから、運動をすることが好きだったから。(バスケットボール部)
- 小学校の頃、サッカーを習っていたし、先輩がおもしろかったから。(サッカー部)
- 元々音楽が好きで、楽器を吹いてみたかった。仮入部で一回吹いてみて、「もっとうまくなりたい!」と思ったから。(吹奏楽部)
- 小さいときから楽器を習っていて、ずっと吹奏楽部以外考えていませんでした。(吹奏楽部)
- 姉や友達がやっていて、楽しそうだなと思った。やってみたい楽器があったから。(吹奏楽部)
- 小学3年生からバレーボールをやっていたし、部活の先輩方が楽しそうだったから。(バレーボール部)
- 仮入部をしたとき、先輩が優しくしてくれたし、部活の雰囲気もすごく楽しそうだったから。(バスケットボール部)
- 見てもやっても楽しいし、レギュラーになれそうだなと思ったから。(ハンドボール部)
- このチームなら県大会に行けると思ったから。(サッカー部)
- どの部活に入ろうか決めていなかったので仮入部に行ったら、みんないい人で優しかったから。(陸上部)
- 小学校の頃からバドミントンをやっていたし、バドミントン部は朝練がなかったから。(バドミントン部)
- 部活動見学に行った中で一番楽しくて、先輩たちがかっこよかったから。(バレーボール部)
- めずらしい部活だし、先輩たちがやっているのが楽しそうだったから。かっこよくて、一番自分に合うと思ったから。(弓道部)
- 仮入部に行ったときにとても先輩が優しくて、「人数が少ないから、すぐスタメンに入れるよ」と言われたから。(卓球部)
- 元々好きな先輩がいて、その先輩がとっても楽しそうに部活をしていたから、同じ部活に入った。(バドミントン部)
- 仮入部で行ってみたら、3年生2人だけの廃部寸前の部活でした。でも、2人の先輩は何事にも一生懸命で、とても強くて、すごくかっこよかったです。だから私は、その先輩たちに憧れてバレーボール部に入部しました。(バレーボール部)
- 習い事の方に力を入れたかったので、土日に活動しない部活動を選ぼうと決めていました。その中でほどよい頻度の美術部を選びました。仲の良い友達がいたというのも決め手の一つだと思います。(美術部)
- 私の夢は警察官になることなので、剣道をやっていると役に立つかなと思ったからです。(剣道部)
- 小学校の体育の時間にバレーボールをやって楽しかったから。(バレーボール部)
- 最初はバスケ部にしようと思っていましたが、音楽にも興味があったので、吹奏楽部の仮入部に行ってみました。そうしたら先輩たちがおもしろくて優しくて、楽器を吹くのも楽しかったので吹奏楽部に決めました。(吹奏楽部)
- スプリングコンサートで演奏している先輩方を見て「かっこいいな」と思ったからです。また、知り合いの中学生も吹奏楽部に入っていて、演奏会を見に行ったところ、すごくかっこよかったからです。(吹奏楽部)
- かけ声がかっこよかった! 部活動紹介での雰囲気に一目ぼれした。(陸上部)
- 休日の活動がないのでゆっくり眠れるから。(美術部)
- 野球のクラブチームに入っていて、体力をつけるために陸上部を選んだ。(陸上部)
- 週3回で、勉強との両立がしやすいと思ったから。茶道をやってみたいと思ったから。抹茶が好きだったから。(茶道部)
- 習い事のバレエと両立できる部活がよかったのと、手芸が好きだったから。(家庭部)
- 小学校のときから習っていて、中学でも続けようと思ったから。剣道で知り合った友達に声をかけられたから。(剣道部)
他に、「小さいころから習い事でやっていた水泳を中学でも続けるために、外部のクラブでスポーツをしている人が集まる部活を選びました」「このあたりの地域では、自分の中学にしかない部活だったから」といった理由を挙げた生徒も。
部活の楽しいところ、大変なところは?
ソフトテニス部
- 前にできなかった技ができるようになったとき、自分が一歩成長したと思えるところが楽しいです。大変なのはボール拾いです。
- 試合に勝ったときや、打ったボールが決まったとき、ファーストサーブが入ったときが楽しい。
- ラリーで勝つところや、前にいて相手のストロークをボレーで返したりするのが楽しい。強くなるとラリーが多くなるので、その分勝ったときにとても大きな満足感が味わえます。
- ダブルスの2人で力を合わせて試合するのがとても楽しい。ショットがキレイに決まったときが、とても爽快! 大変なのはコート整備。
- 友達と打ち合いをするのが楽しい。ボール拾いが大変。
- トレーニングがすごくキツい。走って学校を16周くらいしたり、ストロークをミスしたら、グラウンド2周なんてことも…。でもその分体力がつくし、先生が一人ひとりに合った指導をしてくれるから上達できる。つらいことも、みんなでがんばるのが楽しい。
- 1年生のうちからたくさんボールを打つことができるのが楽しいです。大変なのは、土日や夏休みの練習が多くて、あまり出かけたりできないところ。
- 土曜日の練習が特に大変です。たくさん走ったり、筋トレをしたり…。でもその後ボールを打ったりできるので楽しいです!
バスケットボール部
- 試合で勝つのはもちろん楽しい。でも、自分が練習していた技が決まるのは、また違った楽しさがある。ただ、バスケは30分以上ずっと走るスポーツなので、そこはとてもキツい。
- みんな仲が良く、休憩のときにはふざけたりもして、楽しくやっています。だけど、ステップの次の日に朝練があるときや、土曜日の練習試合や大会の後に、ステップの授業があるときはしんどいです。
- ふだんの練習自体は大変じゃなくて、楽しくできる。ただ、大会が近くなると平日の練習が少しキツくなる。
- バスケが上達するのはもちろん、人としての常識、社会に出てからのことについても学べる。きつい練習もあるけど、しっかりやれば体力・実力がつく。
- つらい練習をしても結果が出ないときは大変です。でも、ちょっとでも勝てるととても楽しくてうれしいです。
吹奏楽部
- 難しいところが吹けるようになるたびにうれしくて、どんどん進んでいくところが一番楽しいです。友達と一緒に合わせて吹いてみるのも楽しいです。大変なのは、活動日が多い(週6日)ので、あまり遊べないところです。
- どの部活でも同じだと思うけど、うまく吹けるようになってコーチにほめられるとうれしいし、自分の音にほれるときが何より幸せ。でも音色が悪い日は、一日ずーっとイヤな気持ちになる…。
- 毎月イベントがあり、休みがほぼないためとても忙しいですが、その分、部員全員でひとつの曲をつくりあげ、奏でていくことで成長を感じ、楽しいです。
- 部員全員で、一つの目標に向かってがんばっていくのが楽しいです。大変なところは、演奏会の前後に楽器を運ぶことや、難しい曲をたくさん演奏するときに、効率よく練習を進めることです。
- 楽譜を渡されて、たくさん練習した上で、みんなで合奏するのが楽しい。休み時間に大騒ぎするのも楽しいです。大変なのは人間関係です。人と上手に付き合わないといけません。
- 1つの目標に向かってがんばれること、だんだんと上達していくのを実感できること。大変なことは、やることが多いので勉強とのバランス。後輩にいろいろ教えるのも大変です。
- 文化部とはいえ、楽器の搬入・搬出がハード!
- 自分の好きな音楽を仲間と一緒につくり、私たちも、演奏を聴いてくれる人も一つになって楽しめる! だけど引退が3年生の9月の終わりくらいになったり、定期テストの期間中も大会があるのが大変。
サッカー部
- 団体競技だから、勝ったときや点を決めたときに、チームメイトと喜びをわかちあえる。大変なのは朝練のために早起きするところ。
- 仲がめっちゃいいから楽しい。練習日がたくさんあって、メニューがキツくても、仲がいいからなんか楽しい。
- 試合で勝ったとき、何か達成できたときが楽しい。選抜などに入ると、週末の午前は部活、午後が選抜の練習になることが多くて大変。
- みんなで試合をするのが楽しい。大変なのはフィジカルトレーニング。
- 先輩がおもしろくて、学年関係なく話せるところが楽しい。スポーツだから試合などは大変だけど、やりがいがある。
- 試合で点を決めたり、チームの役に立てたときが楽しい。筋トレがキツい。
- 試合で得点を取ったり、練習でやったことがうまくいくととても楽しいと思います。
卓球部
- 初心者でしたが、仲間と一緒に教え合いながら技術を身につけられるのがとても楽しいです。うちの学校は部員がとても多いので、まとめるのが大変です。
- 自分の努力がそのまま結果に表れるところ。僕は1年生の頃はあまり上手ではなくて、大会で1回戦で負けることもあった。しかし、そこから毎日必死で練習したら、今は上の大会まで行けるようになった。
- たくさんの技術が学べて、試合は個人戦ならたくさん出られて、自分がどんどん成長できるところが楽しい。大変なのは、メンタルを鍛えないといけないところ。
- 仲間と一緒に練習したり、休憩中に話をするのがとても楽しいです。でも、土日に2日連続で試合があると、休みがなくなったりして大変です。
- うちの学校は部員が多いから、いろいろな人と仲良くなれる。ただ、その分騒がしかったり、大会や試合のために移動するとき、バスや電車が混雑することも…。
バドミントン部
- 自分がうまくできたときや、友達と一緒に打っているときが楽しい。特にゲームで勝てたときは「めっちゃ楽しい!」と感じる。アップの時間がけっこう長いのと、10分間走が大変。
- ラリーが続いて、どっちが勝つか分からない駆け引きが楽しい。
- 練習で打っているときが楽しい。ただ、うちの学校は体育館が小さいので、1年生のうちは打てなかったり、2年生でも大会のメンバーに入れないと打てなかったりする。
- 友達がすごく増えます! コーチが来てくれてアドバイスをもらえることも。ただ、私は生徒会に入っているので、両立が大変です。土日の練習は「どちらか」と決まっているのに、どちらもある日が多め…。
- 部員が多いから、にぎやかで友達もたくさんできる! ただ、体力トレーニングがきつい…。そして夏は体育館を閉め切るからサウナ状態に…。
- 体育館練習のときは、たくさん打つため、できなかった技ができるようになったり、やりがいを感じる。しかし外の練習では、筋トレや外周があるため少し大変。
バレーボール部
- みんなでボールをつないで、点が入ったときなどに喜び合えるところが楽しいです。でも、体力が必要だから、そのための運動が大変です。
- 部活の仲間がおもしろいし、試合後の達成感がある。ただ、外でのランニングで陸上部並み(か、それ以上)に走るところは大変。
- みんなで一生懸命ボールを追って、つなぐのが楽しいです。でも、顧問の先生が怒ってキツい練習を始めたり、どなられたりするときが大変です。
- 試合中にミスしたら先生に怒られるけど、勝ったときの達成感はとっても大きいです。
- チームがひとつになって、試合で勝てたときが楽しいです。勉強や委員会活動との両立が大変です。
陸上部
- 個人競技でも、応援し合うのでまとまりがある。自分の結果が数値として出るからシビアだけれど、記録が伸びると本当に楽しい。
- 走りこみなどきついメニューは大変。だけど、きついメニューほど終わった後の達成感がある。
- 冬になるとたくさん、長い距離を走るようになるので、ついてこれなくなるととても大変。でも、走った分だけ結果が出てくるので、そこが部活をしていて楽しいと感じる!
- 大会では個人戦になるけど、練習はみんなでやるから、仲間と競い合い、支え合って、ベストの記録を出すために頑張る時間がとても楽しい。ただ、やる気のない人がいると全体の雰囲気がギスギスしてくるから、そういう人を引っぱっていくのが大変。
- 引退が他の部活に比べて遅い(特に長距離は駅伝があるので、11月くらいまである)ので、勉強面が少し不安。
野球部
- 練習でがんばってきたことを試合ですべて出し切って、相手に勝てるときが楽しい。
- チームみんなの仲がよくて、とてもにぎやか。大変なのは、練習後のグラウンド整備。
- 練習も試合も楽しいけど、休みがなかなかなくて、疲れ具合がものすごいので、リフレッシュできることを見つけた方がいい。
- トレーニングが大変、休みがあまりない。でも試合をするのは楽しい!
剣道部
- 技を覚えていくと、試合での駆け引きがすごく楽しくなります。ですが、技を極めるまでの練習はとても大変です。あと防具が重くて、つけると暑い。夏の練習は汗が止まらなくなります。
- 地稽古のときなどに、自分が今まで練習してきたことを実戦で使えるところが楽しい。防具を素早く着けないといけないのは大変。
- 最初はなかなかうまくできないけど、練習するうちにうまくなっていくのを実感できる。大変なのは大会に出るとき、防具を運ぶところ(重い!)。
その他運動部
- トレーニングで30分間走るのが大変。10月の中ごろまで泳ぐので、寒すぎる…。でも泳ぐことが好きなら楽しめる。(水泳部)
- オンシーズンは毎日泳げて楽しい!(キツいかもしれないのはご了承ください。)(水泳部)
- オフの日が少ないところが大変。でも、女子しかいなくて会話が盛り上がるし、みんなと一緒にプレイするのも楽しい。(ソフトボール部)
- 的にあたったときが一番楽しく、うれしい。でも、なかなかあたらなくなったときに、自分の射形を直すのがとても大変。(弓道部)
- 射形に気をつけるとあたらなくなったりするし、少しのずれも許されないから、無心でやらなければいけないのが難しい。でもその分、あたったときの達成感がある。(弓道部)
- 部員が多いから、試合のときの応援がものすごくてテンションが上がる。生徒主体だから、メニューを自分たちで考えるのが大変。(硬式テニス部)
- 練習試合や、団体戦に出るための部内戦が楽しい。片づけは大変。ボールをしっかり探さないと外周が増えたり…。(硬式テニス部)
- みんな仲がよくて楽しい。荷物が重いところと、部員が多いから、みんなをまとめることが大変。(硬式テニス部)
- 仲間と喜びを分かち合えるのが楽しいところ。夏休みの通い合宿や、ほぼ毎日ある朝練が大変。(ハンドボール部)
- 毎週のように練習試合や遠征があるのですごくハードです。でも入ればすぐにハマります!(ハンドボール部)
その他文化部
- 友達と話しながら好きなことができる。学校から、行事で使う絵などの依頼がけっこう来る。(美術部)
- 友達とお互いの絵を見て、お互いの良さを取り入れていくところが楽しいです。提出物は期限までに計画的に進めなければいけません。(美術部)
- ほとんど女の子で、みんな趣味が似ているから話が合う! 先輩たちもフレンドリーで優しい。夏休みはポスターや油彩画など、提出しないといけない作品が多くて大変…。また、クラスでの絵に対する期待がすごい。(美術部)
- 一つの作品に向かってみんなで取り組むところが楽しいです。文化祭前は展示に向けて本格的に取り組むので、活動日が週5日に増えたりします。(美術部)
- 自分の好きなものを作れるところ、バザーで商品を売れるところが楽しい。(家庭科部)
- 先輩、後輩の壁がなく、自分たちが「これを作りたい!」と思ったときに、みんなで協力して計画を立てて、お菓子を作ったりできるところが楽しい。(家庭科部)
- 自分が興味を持ったこと、疑問を持ったことを追究していくのが楽しい(たとえば科学の実験なら、その物体を構成している物質について…など)。大変なのは火や薬品を使うとき。「絶対しくじれない」というプレッシャーがやばい。(科学部)
- みんなでいろいろ言い合いながら活動するのが楽しい。でも意見が合わなかったときに、話をまとめるのが大変。(科学部)
- やることは校内の整備、外のゴミ拾い、地域のイベントの手伝いなど。なごやかな雰囲気で、友達との会話が自由にできて活動しやすい。土日の活動はほぼないので遊べるし、ふだんの活動もすぐ終わるので楽。(ボランティア部)
- おもしろい人が多くて、先輩も優しい。日々の練習では、1日1回以上は必ず笑えることがあり、演技するのも楽しいです。本番に向けてセリフを覚えたり、劇を作ったり…本番前は特に大変ですが、終わった後の反省会は楽しいです。(演劇部)
- ふだんは週3回だけど、大会や文化祭など、公演の近くになると毎日練習があるところは大変。(演劇部)
- 学年関係なく仲がよくて楽しい!(茶道部)
- 友達同士で教え合いながらできるところ、一緒にがんばれるところが楽しい。短い時間の中で準備・片づけをするのが大変。(茶道部)
- みんなと雑談しながらできるのが楽しいです。大変なところは特にないです。(写真部)
- 力も体力もある程度あれば、余裕で参加できる。1、2時間ずっと手を動かしっぱなしだから疲れるし、土仕事が多いので汚れるけど、友達と話しながらやれるのが楽しい。(園芸部)
部活選びのポイントは?
- 仮入部期間が何日かあるので、自分が気になるところにいくつか行ってみて、一番楽しそうだと思うところに入ればいいと思います。(サッカー部)
- 部活体験ができる時期があると思うので、自分が好きなこと、少しでも気になったところ、逆にあまり興味のないところも…とにかくいろいろな部活を体験しに行ってください! 思いがけない部活に入ったりもします。たくさん考えて、自分に合った部活を選んでみてください。(吹奏楽部)
- 部活は仮入部が大事! そこで部活の雰囲気、練習の様子、先輩との関係性、顧問の先生にやる気があるかなどがわかるから、仮入部は絶対大切。(硬式テニス部)
入学してからの「仮入部」や「部活体験」で、実際に部活を見たり、体験するのがポイントという意見が多く挙がりました。
先輩に聞く!仮入部のススメ
- 仮入部でいろいろな部活を体験してみて、自分が「楽しいな」「これをもっと本格的にやりたいな」と思ったことをやる。(ソフトテニス部)
- さまざまな部活に仮入部をして、自分にしっくりくるものを選べばいいと思う。(陸上部)
- 仮入部のときにいろいろな部活を試してみる。いいなと思った部活は、何回も仮入部に行ってみる。先生や先輩がどんな人かも確認するといい。(サッカー部)
- ひとつだけでなく、いろいろな部活の仮入部に行った方が決めやすい。部活の雰囲気がわかるから。(ソフトテニス部)
- その日によって違う練習をしている部活もあるから、気になる部活は何回か仮入部に参加した方がいい!(バドミントン部)
- 朝練の日数や、部活の内容をしっかり聞いて、自分が無理なく続けられそうなことを確認する。先輩方に部活の雰囲気を聞く。(家庭科部)
- 仮入部のとき、「あれ?」と思ったことはすぐに質問をして、分からないことをなくすようにしてみてください。(剣道部)
- 朝練の回数を見た方がいいと思う。早起きするのも大変だし、雨のときもやったり、冬などは寒い中でやったりもするので、案外大切だと思った。(ソフトボール部)
- 先輩や先生は、仮入部だとふだんより優しかったりするから気をつけたほうがいい。部活で目標にしていることを聞いてみて、すごい目標だったらけっこう厳しいかも…?(ソフトボール部)
- 仮入部のときと実際に入部したときでは、先生の対応が変わって厳しくなることもあるから、そこは覚悟して選ぶこと。(ソフトテニス部)
- 部活動体験で自分が「これをやりたい!」とか「楽しそう!」と思った直感を信じて選ぶ!(迷ってもいいと思うけど)。(バドミントン部)
その他、先輩たちから挙げられた「部活選びのポイント」を紹介します。
- 中学には楽しくておもしろい部活がたくさんあります。3年間、ほとんど毎日やるものだから、先輩の雰囲気や、その部活の環境が自分に合っているか、ちゃんと確かめてから選ぶのが一番だと思います。(バレーボール部)
- 自分が、本当に好きな部活かということ。つらくても好きだったら乗り越えられるけど、好きじゃないとなかなか乗り越えられないから。(バスケットボール部)
- 一番大事なのは、自分が入りたい部活に入ること。3年間後悔しないように、何度も考え直すのが大事!(バスケットボール部)
- 一番自分が楽しく充実した活動ができる部活や、楽しく努力ができるような部活を選べたらいいと思います。(吹奏楽部)
- 「この部活なら、何か学べることがある」と思えるものを選んだ方がいいと思います。(卓球部)
- 自分が元から習い事などでやっていたこともいいと思うけど、新しいことに挑戦をしてみるのも、活動の幅が広がっていいと思う。あとは部活の雰囲気とかがポイント。(バレーボール部)
- 先輩たちとの関係が楽しいものなら、練習がつらくても続けようと思えるから、部活の雰囲気は大切。(剣道部)
- 友達と一緒に入るのもいいけど、部活に入ってからでも友達はできるので、自分が3年間続けられそうな部活を選ぶことを優先した方がいいですよ!(バドミントン部)
- 習い事があるなら、その日と部活のオフの日を合わせる。練習量と自分の熱意が、つり合いがとれているか。(ソフトテニス部)
- 部活選びのコツは、先生をよく見ること。そうしないと後で後悔するから。あと、人数が少ない部に入る方が、大会などのスタメンになりやすいと思う。(卓球部)
- 知り合い(先輩)や、中学生の兄弟がいる友達のお母さんたちから情報を聞いて、顧問の先生がよくないところはやめた方がいい。部活動が苦しくなる。(吹奏楽部)
- 仮入部をしてみて「これだ!」と思った部活に入るのがベストです。「楽だから」ではなく、「つらくても楽しい」「この部活で勝ちにいきたい」と思えるような部活がいいと思う。(ソフトテニス部)
- どの部活に入っても、後悔することはないはずです。きっと成長できます。なので、一番自分が「挑戦したい!」と思う部活で、努力し続けることができるなら、自分が挑戦したい部活に入るのもいいと思います。(吹奏楽部)
- 自分が好きな部活で、勉強や他の習い事もちゃんとやっていけるか。(野球部)
- 自分がどれだけ部活に取り組む意志があるかで決めた方がいい。「そのスポーツが楽しいから」というような理由で選んでもいいけど、部活の評判もよく聞いた方がいい。(バドミントン部)
- 体育館でやる部活だと、あまり試合がつぶれないからオススメ。部活の道具が少ない方が登下校が楽。(バレーボール部)
- ハードな活動や、面倒な人間関係に悩まされなそうな部活を見極めること。(美術部)
- 「楽しそうか」だけで選ぶのではなく、「続けられそうか」というのも考えた方がいい!(陸上部)
- 適当に選ぶとやめたくなるから、よく考えましょう。(剣道部)
- 最初は悩むと思いますが、ぜひいろんな部活を体験してみてください。自分に合う部活が見つかるかもしれません。(演劇部)
- まずは仮入部で部活動の雰囲気を見て、自分に合っているな、と感じるところがいいと思う。最初は緊張したり、不安に思うかもしれないけれど、きっとすぐに慣れるよ!(卓球部)
- 考えなさすぎず、考えすぎず。部活動は良くも悪くも想像を上回る! だから、「ここがいい!」と思ったら、あまり深く考えすぎなくても大丈夫。一番は楽しむこと。自分の意思で選ぼう!(陸上部)
保護者の声
- 現在高3の娘が、部活選びについて5つのアドバイスを話してくれました。
①必ず体験をしてみること。
②体験したときに、部活内の様子をよく見ること(上級生と下級生、同じ学年同士が仲がよさそうかなど)。部活内がギクシャクしていると、その場にいるだけでつらい。
③自分がやりたい、興味のある部活に入ること。
④部活だけがすべてではないので、どうしても続けられないときは、ガマンや無理をしないで、部活をやめること。
⑤一度入るとやめにくい部もある(試合のメンバーになっている、チームの人数や編成に響く…など)ため、3年間続けるつもりで入ること。
「今だから言えるアドバイス」とのことです。(Yさん) - 高2の息子は中学・高校とハンドボール部に所属しています。「朝練」がないのがいいところです。中学に入るとステップが忙しくなるし、学校の宿題もあるので、寝るのが遅くなります。そのため朝はギリギリまで寝て、朝ごはん、身支度を済ませて…、走って3分で学校に着きます。「朝練なし」、おすすめです。(ドロシーさん)
- 上の子は、中学に入ったときにはすでに野球部へ入部を希望していましたが、体験入部の期間があるので、いろいろな部活の体験に参加してみたようです。小学校から野球をやっていたので、部活は野球部しか考えていなかったようですが、体験期間のおかげで、自分のやりたいことを再確認できてよかったのかなと思います。(S.Sさん)
- 朝練や活動日、休みたいときに休める雰囲気か、などを確認しておくといいかもしれません。(Tさん)
- 中学の部活は、親の出番や役員などの仕事があるところもあるので(運動部・文化部に関わらず)、子供が入部を考えている部活については、そのあたりの事情も仕入れた方がいいかもしれません。(Y・S・Yさん)
- 上の子のときは、入学前の部活見学に家族で行って、友達とこの部活に入ろう!と盛り上がって決めていました。小5の下の子は、まだどんな部活がいいとは言っていませんが、本人に任せたいと思います。(ゆきママさん)
- 小5の娘は「こんなスポーツしてみたい!」というものはありますが、中学にはその部活がないので、兄に「こんな部活はどうか」とアドバイスされています。部活は、授業以外の時間としては学校生活の中でも大きなウェイトを占めるので、本人のやってみたいという気持ちを尊重し見守ることが大切だと、兄の経験もふまえ実感しています。(Kさん)
- 中3の兄がいます。小学生のときに、サッカー・テニス・水泳をやっており、中学入学時も「テニス部に入る」と言っていたのでそうだとばかり思っていたところ、仮入部申請欄には「バレーボール部」と記載がありびっくり。「えっ? テニス部じゃ?」と言ったものの、本人が決めたことなので、そのままバレー部に入部。
きつい夏練あたりにはみるみる痩せて、かなりハードな部活でしたが、自分で決めた部活ゆえ、最後までやり続けられました。かけがえのない友達もたくさんでき、「バレー部でよかった!」と思っています。下の子にも基本口は出さず、本人の意思で決めさせようと思っています。(Wさん) - 小5の息子は1年生から毎週野球チームに通っているので、卒業しても中学の部活で野球を続けたいようです。ただ、家ではやりたいことがあれば新しい部活にチャレンジしてもいいと話しています。
兄はサッカー部ですが、小学校で一緒にがんばってきたサッカーチームの友達がそろって入ったため、心強いみたいです。(Sさん) - 現在高校1年の息子は、中学に入ってバレーボールをやってみたいとバレーボール部に入部しましたが、先輩がかなり高圧的で本当に苦労しました。小6の娘には、人間関係も考えて選ぶようにやんわりとアドバイスしようと思っています。(Nさん)
- 競技や内容そのものに興味があっても、部の雰囲気が想像と違っていることもありますし、逆にまったく考えていなかった分野でも、実際に見てみると魅力的なこともあります。入学前時点での気持ちにこだわりすぎず、実際に入学して、仮入部・体験入部に行って感じたことを大切にして決めたらいいのかなと思います。(ちゅーるさん)
- 今までサッカー一筋だった息子ですが、中学生になったら陸上部に入りたいと話しています(最終的には、体験をして決めるそうです)。上の子(長男)も小学校時代はサッカーをしていて、中学では未知の部活だった剣道部へ入りましたが、2年経った今、とても充実している様子。勉強との両立を心配していましたが、成績が下がると部活停止になってしまうそうで、どちらもがんばっています。部活を終え、クタクタで帰ってきてからどう時間を使うか…少しずつ本人のスタイルができてくるものだなと感じました。好きな部活に出会えて、前向きになった長男です。(ヒロさん)