【大学受験】入試当日の失敗談・エピソード…今春卒業生の声を集めました
今回は、大学受験ステップの今春卒業生に聞いた、大学入試当日のエピソードや、入試直前期の過ごし方を紹介します。
当日のエピソードでは、予想外のハプニングや、笑えない失敗も…。ハプニングや失敗はないに越したことはありませんが、先輩たちはそれを乗り切ってきたというのも事実です。「こんなこともあるんだ」と参考にして、何かあっても焦らないようにしましょう。
※大学名は進学先です。ここで紹介しているエピソードの場面となった大学とは限りません。
(2021年12月発行「大学受験ステップニュース」第233号より転載)
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入試当日の失敗談、困ったことやエピソード
大学までの道で…
- 試験会場の渋谷に向かうために湘南新宿ラインを使うつもりが、間違って上野東京ラインに乗車してしまい…。しかも、電車の中で勉強に集中しすぎて、気付いたきっかけは「次は終点、上野~」という車内アナウンス。遠回りしたものの、なんとか時間ギリギリに会場に到着できました。電車に乗るときは路線や行き先をよく見ましょう。
(電気通信大) - 併願校の入試日、小田急線・山手線で大幅な遅延が発生。遠回りして会場近くまで行き、さらにバスで会場に向かうことに。その途中でスマホを落とすハプニングも…。この日は呪われていたとしか思えない。
(慶應義塾大) - 電車を2回ほど乗り違えていたらしく、まったく知らない場所に。幸い、試験開始1時間前に着くように家を出ていたので、そこから会場に向かって無事試験に間に合いました。内心ヒヤヒヤでした。
(日本赤十字看護大) - 大学に近づくにつれて、電車の中は受験生らしき人ばかりに。意外にみんな、当日の電車の中では勉強しないんだなと実感。そういう自分もずっと音楽を聴いていましたが。
(慶應義塾大) - 第一志望の入試当日、時計を忘れたことに気付き、試験会場近くのドン・キホーテで時計を買ってから会場に向かいました。
(上智大) - 朝5時に起き、6時半に家を出発。余裕をもって到着するも、9時からしか会場に入れず、外で待つはめに…。余裕の見過ぎも悪手?
(埼玉大) - 道順を確認しておいたのに、当日道に迷い、パニックに…。制服を着た青いリュックの人に半信半疑でついて行ったら無事試験会場に到着。帰り道でも、その青いリュックの人を見かけ、恩人に向かって手を合わせて拝みました。
(慶應義塾大) - 会場に向かう受験生の集団の先頭にいたのですが、道を間違えてしまいました。後ろにいた人たち、ごめんなさい。
(横浜国立大) - 入試に向かう電車の中で、高確率で乗り物酔いした。自分の三半規管の弱さに絶望。酔いやすい人は、酔い止めの薬を飲んでおきましょう。
(上智大) - 入試の日は朝早く起きることが多く、電車の中で寝てしまっていましたが、今にして思うと、かなりリスキーなことをしていたと反省しています。
(中央大) - 最寄り駅から大学の門までは10分程度でしたが、門から試験会場まで20分雪道を歩くことに…。
(北海道大)
◎電車が遅延したり、道に迷ってしまったり…。予想外の出来事が起きても、落ち着いて行動できるといいですね。
試験中に…
- 一番最初に受けた入試は自分でも信じられないくらい緊張した。緊張のあまり、数学でマークミスをしていたことに気付かず、大問2つすべて落としてしまっていた。
(青山学院大) - 昼食後の試験中に10分ほど腹痛に襲われたことが…。それからの入試では昼食後に必ずトイレに行くようにした。
(早稲田大) - 共通テストは長丁場なうえ、イスが硬くてすごく疲れました。
(東洋大) - 赤本で練習していた傾向から、がらりと変わっていて絶望した。
(学習院大) - 共通テストの最初の社会でのハプニング。前日に爪を切っていたせいで、冊子を包んでいたフィルムがなかなか開かず、試験監督を呼ぶはめに。
(横浜国立大) - 試験中、鼻水が止まらなくなり、マスクの中がドゥルドゥルになって焦りました。
(青山学院大)
◎緊張のあまり思わぬアクシデントに見舞われたり、問題傾向の変化で動揺することも…。焦る気持ちを抑え、平常心で対処しましょう。
休み時間に…
- 数学の試験が難しく、その後の休み時間でトイレの個室からは泣いている人の嗚咽がこだましていました。(東京海洋大)
- 共通テスト2日目、お昼休憩のときに、友達と話し込みすぎて、昼食を食べ損ねました。
(横浜国立大) - 横長の机の真ん中の席で、トイレなどに行きづらくて大変でした。
(立教大) - 第一志望が最後の試験だったのですが、その日のお弁当の中に「1年間、おつかれ」と書いてある家族からの手紙が! 嬉しかった。
(早稲田大) - 休み時間にスマホをいじっている人がいたが、気にせず自分は最後の最後まで勉強した。自分のペースを守るようにしていました。
(明治大) - 緊張しすぎて昼食があまり食べられなかった。まさか自分がそうなるとは…。
(学習院大) - 男女問わず、とにかくトイレが混んでいた。すいているトイレを探すか、時間に余裕を持ってトイレに向かうべきだと思います。
(中央大)
◎休み時間に友達、先生、家族からのメッセージに励まされたという先輩が多数。また、「トイレが混むので注意!」というコメントも複数見られました。
他の受験生が…
- 第一志望の試験会場で隣にステップ生の友達がいて、驚いたと同時に心強かった。
(法政大) - 隣の人の消しゴムを使うときの力が強くて、机が揺れるのが気になった。
(千葉大) - 「周りの人が頭良く見える現象」に襲われましたが、ステップの先生からの「自分のことに集中せよ!」というアドバイスのおかげで冷静になれた気がします。
(早稲田大) - 併願校での入試で、昼食後のテスト中にいびきをかきながら寝ている人がいて、ある意味感服した。
(横浜国立大) - 思っているよりも、答え合わせをする周りの声は聞こえてしまうもので…。聞かないようにひたすら意識していました。
(慶應義塾大) - 休み時間に激しく貧乏ゆすりをしてしまっていたらしく、後ろの席の人に怒られてしまった。
(京都大) - 前の席の人がステップの数学αテキストを解いていて、謎の安心感を得ました。
(慶應義塾大) - 自分の前に座っていた人の携帯が鳴ったが、試験官が探し当てる前に鳴り終わり、携帯の持ち主を特定しようと、試験官が自分の周りをグルグル…。なんだか落ち着かなかった。
(法政大)
◎会場で友達や知り合いと遭遇して、勇気付けられたという先輩が複数いました。当日、会場を見渡して探してみては?
その他
- 受験票を忘れて、人生の中で一番焦りました。
(立教大) - 朝の目覚ましを5分おきに10個くらいセットしたが、杞憂だった。最初のアラームで目がばっちり覚めた。
(千葉大) - 受験票を印刷し忘れていて、入試当日、セブンイレブンでネットプリントしました。
(早稲田大) - 前日の夜は早く寝ようとしていましたが、なかなか寝付けず結局3時間程度しか眠れなかった。自分でもよく受かったなと思います。
(北海道大) - 試験前日に見たドラマの主題歌が、ずっと頭の中をぐるぐるリピートして焦りました。
(法政大) - 試験当日、気合いを入れて、新しいパンツをはいて行ったが、肌に合わなくて気が散りました。何事もふだん通りにすることが大事です。
(明治大) - スマホを忘れてしまい、「何かトラブルがあったらどうしよう」と気が気じゃなかった。
(県立保健福祉大) - 前泊だったので、ホテルが試験会場まで送ってくれて、とてもスムーズだったのですが、帰りはホテルのバスが発着する駐車場まで自分で行く必要がありました。そして、試験会場からその駐車場までの道で見事迷子に。キャンパスの森の中を放浪しました…。ホテルに帰るまでが受験です。
(筑波大) - 休み時間中に、「受かったときのための物件、決めといたよ」とのLINEが来ていました。気が早すぎるよ。
(東京農工大)
入試直前期の過ごし方、生活面で気を付けたこと
- 共通テストリサーチできれいにそろったE判定に打ちのめされましたが、そこから奮起して、とにかく勉強しまくりました。食事中、お風呂の中、併願校の試験の帰宅途中も勉強。最後まで諦めなくて良かったです。
(電気通信大) - 2日連続で試験があるときなどは、何よりも体を休めることを優先していました。
(早稲田大) - R-1ヨーグルト、納豆、梅干しを毎日食べるようにしていた。
(東洋大) - 毎日を入試当日と思って、試験日と同じような生活リズムを心掛けた。
(法政大) - 今まで解いてきた過去問や単語帳の見直しをした。また、夜は遅くまで勉強せず、日付が変わる前に寝るようにしていた。
(明星大) - 常にふだん通りの生活を心掛けた。第一志望の試験前日だからといって、極端に早く寝たりはしなかった。
(千葉大) - 海鮮系などあたるかもしれない食べ物は避けていました。
(北海道大) - 第一志望の試験直前一週間は22時に寝て、6時に起きる生活リズムを徹底しました。
(筑波大) - いくら勉強したいと思っても、睡眠時間は削りすぎないようにした。
(宇都宮大) - 感染症対策を徹底して、生活リズムを朝型にしました。
(早稲田大) - 1月頃から寝るときに緊張するようになったので、ステップのチューターに相談したら、寝る前に温かい飲み物を口にすることを勧められた。おかげで寝付きが良くなった。
(筑波大) - 寝不足にならないようにだけ気を付けた。
(横浜国立大) - 運動したり、動画を見たりして息抜きも大事にした。平常心でいられるように心掛けた。
(慶應義塾大) - スマホをあまり見ない。見ていると寝る時間が…。
(青山学院大) - 緊張やストレスをためないように、音楽を聴いていた。
(北海道大) - 試験時間に合わせて勉強していました。他には、YouTubeでモチベの上がる動画を視聴していました。
(明治大) - 朝、ステップに着いたら紙パックの「1日分の鉄分のむヨーグルト」を一気飲みして、自習室に行くのがルーティーンでした。
(東京都立大) - 食事は、母が「赤本合格レシピ」という受験生向きの料理を作ってくれていたので、それが良かったのかなと思っています。
(上智大)
◎直前期は体調を優先させ、睡眠時間を確保したというコメントが多数。勉強面では新しいことを始めず、復習中心に進めたという先輩が多かったようです。