綺麗な町、シンガポール

10月の秋休みを利用してシンガポールに行ってきました。今まで何ヶ国か海外旅行に行きましたが、その中でも一番街がきれいに感じました。それもそのはず。シンガポールには街の景観を保つためにいくつかの厳しい罰則があるようです。「午後10時半以降の屋外での飲酒」、「喫煙場所以外での喫煙」、「ごみのポイ捨て」、「公衆トイレで水を流さない」、さらには「電車の車内および駅構内で飲食をする」これらをすると罰金という規則があるようです。罰金は1000シンガポールドル。日本円で約8~9万円。私が想像した以上の金額です。シンガポールに着いた際、空港からホテルまでのバスの車内でガイドの方にこれらのことを最初に伝えられました。「電車内で飲食禁止」。本当に守られているのか少し疑いましたが、実際電車に乗ると誰も飲食していませんでした。日本の感覚のままでいると、危うく飲み物を飲みそうになります。こういう規則のおかげか、車内はとても清潔でした。また、街のあちこちにはごみ箱があり、外にごみが落ちていることはありませんでした。このように、海外に行くと新たな発見があり、新鮮な気持ちになります。車に注目すると、日本車が多く走っていることを知り、日本と同じ左側通行だったため、外国に来ているという感じがあまりしませんでした。その中でも、日本との違いはタクシーの多さでした。外に出て1分もしないうちにタクシーを見かけます。シンガポールでは、日本に比べてタクシーの値段が安く、手軽な交通手段となっているようです。

シンガポールと聞いて最初に思い浮かべるものの一つにマーライオンがあると思います。インターネットで調べると、「行ってがっかりした観光スポット」というものに載っていました。「本当に大したことないのかもしれない…?」と、少し不安になりながらマーライオンに会いに行きました。しかし、そんな私の心配は杞憂でした。マリーナベイサンズ(マリーナベイを臨む57階建ての高層ビル3棟が屋上で連結されたリゾートホテル)と共に写真に収めるととても絵になります。特に夜景は息をのむ程きれいでした。ところで、マーライオンと言えばマーライオン公園にあるマーライオンが代表的ですが、それ以外にもマーライオンが存在することを皆さんはご存知ですか? 一つはマーライオン公園の裏の近くにある小さなマーライオンです。私たちの背丈ほどの大きさです。もう一つはセントサ島というところにある巨大なマーライオンです。なんと高さは37m!(ちなみにマーライオン公園のマーライオンは8.6m)これ以外にも存在すると記事で読んだので、もしシンガポールに行く機会がありましたら探してみてはいかがでしょうか。

シンガポールの気候は熱帯ですが、熱帯と言えばスコールに出くわすこともあります。シンガポールの空港に着いた途端にスコールが降り始めました。(自称雨男の面目躍如!)しかし、1、2時間で止むのもスコールの特徴。午後は天気に恵まれました。2泊4日という短い間でしたが、充実した休暇をとることができました。気が付けばもう11月。入試まであと3ヶ月を切りました。気になる生徒にはどんどん声を掛け、入試に向けて全力でサポートしていきたいと思います。そして、いつかマーライオンとスコールの話ができればと思います。

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