<高校入試>自己採点と実際の得点の差は?

ステップでは公立高校入試の直後に、ステップ生の自己採点平均点を公表しています。これはあくまで「自己採点」ですから、実際の得点とは多少の誤差が生じます。
ではどの程度の差が生じているのか、2020年度入試の結果から調べてみました。

【表】自己採点と開示得点の平均点差(集計数:6,012名)

5科
開示得点 78.84 77.93 67.74 71.70 70.15 366.36
自己採点 77.79 76.60 67.36 71.80 70.14 363.69
得点差 1.05 1.33 0.38 -0.10 0.01 2.67
誤差率 1.33% 1.71% 0.56% 0.14% 0.01% 0.73%

上表は、昨年度(2020年度)の高校入試において、自己採点・開示得点ともに揃っている生徒6,012名のデータを集計し、自己採点と開示得点の間にどの程度の差があるかを調べたものです。
※上記の平均点は、開示得点・自己採点とも、これまでステップが公表してきた点数とは若干異なります。これは正確な比較をするため、開示得点・自己採点の両方のデータが揃っている生徒のみを今回の集計対象としているためです。

5教科合計では0.73%(得点にすると2.67点)開示得点の方が高いという結果で、さほど大きな差はないことがお分かりいただけると思います。
国語と社会は差が1%を超えています(得点でも1点を超えています)が、この2科目に共通しているのは配点が6点の記述問題が各1問あることです。自己採点では、大筋で正答と似たような内容を書いた場合でも「万全の自信はないので、念のためバツにしておこう」という生徒が一定数います。そのため、実際の得点よりも自己採点の方が低めに出る傾向があります。
その他の教科については、正解か不正解か判断しやすい問題のため、開示得点と自己採点との差が小さくなっています。

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