世界遺産よりも記憶に残ったものは
秋の長期休暇を利用してヨーロッパに行ってきました。ツアーだったため、内容は盛りだくさん、8日間でドイツ→スイス→フランスと回ります。フランスはパリから離れたモンサンミッシェル、ルーブル美術館も回りましたのでフルコースといった感じです。
しかし、素晴らしい世界遺産の数々よりも記憶に残ったのはとにかくじゃがいもに付きまとわれたこと。フランス、そしてドイツ滞在時もですが、マッシュポテトにゆでジャガイモ、酢漬けジャガイモにフライドポテト・・・ほぼ朝昼晩、姿形を変えてどの料理にも登場します。どれだけじゃがいもを作っているのでしょう・・・フランス農業大国を身をもって知りました。
さて、行きの飛行機は経由便だったため、アムステルダムの空港で入国審査をします。日付入りのスタンプを押してもらうアレです。今回の旅行で3カ国たまるな~なんて思っていたのですが、忘れてました。そこはEUです。オランダで入国するともうそこから先は出入国の審査はなく、荷物検査のみなのです。でもスイスはEUじゃない・・・!と期待したのもつかのま、ガイドさんから『シェンゲン協定』のお話が。なんでも各国民の自由移動に関する協定でEUには属していないスイスもこちらは結んでいるとのこと。結局、日本→オランダ(滞在2時間)、フランス→日本という記録だけ残りました。
身をもって経験したことは忘れません。地理や特に公民は生徒の生活にどれだけ近づけて実感させるかを意識していますが、同時に自分の目でいつか見てみたいという興味を持たせられるような授業がしたいと思います。