【2024年度版】夏の高校説明会 中学生の感想集（国私立高校編）
夏休み期間中、多くの高校で学校説明会が開催されました。
一口に「学校説明会」といっても、内容や会の構成、雰囲気などは、高校によってさまざま。
そこで今回は、実際に参加した中学生（ステップ生）に聞いた学校説明会の感想を、高校ごとにまとめてご紹介します。
今回は国私立高校編です！
▼公立高校編はこちら
目次
国立高校
東京学芸大学附属高校（東京都世田谷区）
- 卒業生のプレゼンからは、母校に対する誇りを感じられた。実験やフィールドワークが多く、積極的な人が多そう。建物自体は古いけど「逆にそれがいいな」と感じた。（横浜市 中３）
- 「レポート地獄」というほどレポートがたくさんあると聞いて、「とても大変そうだけど、その分力がつくんだな」と思った。東大に進学した卒業生が「大学に入ってから、レポートの書き方に困らなかった」と言っていたので、役に立っていることが分かった。（川崎市 中３）
- けっこう古い建物で、虫が多かった。東京の国立高校だけど「どこから進学してきてもいいよ」という制度なので横浜市民も大歓迎。レポートがとても多くて大変だけど、大学で役に立つらしい。（横浜市 中３）
- 校舎がオシャレだった。これからの時代はAI！ AI教育に力を入れていくのだそう。在校生のお話がとてもハキハキしていて興味深かった。（川崎市 中３）
- 説明会に来ていた保護者の方がとてもオシャレ。都会の上品な人たちが多く通うイメージを持った。（川崎市 中３）
東京工業大学附属科学技術高等学校※（東京都港区）
※…2024年10日１日より校名が「東京科学大学附属科学技術高等学校」となります。
- JR田町駅から徒歩１～２分で、雨の日でも楽に登校できそう。
2026年4月に東京科学大学の大岡山キャンパスに移転するため、大学の図書館などが使えるようになり、東科大（東工大）の教員にも教えてもらうことができるそう。３年生では課題研究があり、自ら問題設定を行い、問題解決を行うことができる。
また、外国の科学系高校との国際交流活動が盛んに行われていて、コンテストやサイエンスフェスに参加したり、研究発表をしていて、フィリピン、タイ、スウェーデン、韓国などと交流しているという話を聞いた。（相模原市 中３）
神奈川県の私立高校
アレセイア湘南高校（茅ヶ崎市）
- スクールバスがディズニーみたいに混んでいた。校舎はトイレも含めてキレイ。英語に力を入れているようだが、別に留学したいとは思っていない私は少し引いてしまった。私立にしては派手な人が多かった。（平塚市 中３）
鵠沼高校（藤沢市）
- 駅から近い！ 校庭がないのは残念だった。先生が授業をしてくれたけど、難しすぎた。英語コースは、先生と生徒が普通に英会話していてかっこよかった。留学にも興味が持てた。英語コースは少人数クラスで、クラス替えがないことも魅力に感じた。（藤沢市 中３）
- オープンキャンパスに行ったけれど、部活がたくさんあって楽しそうだった。みんな楽しそうに部活しているのがいいな。特に軽音楽部はライブが上手だったし、本当に楽しそうでやってみたい！ バスケ部も見学したが、全国大会に行くようなチームだから人数も多いし、フットワークがキツそうだった。校舎は「少し古いな」と感じた。進路指導室がしっかりあった。（平塚市 中３）
向上高校（伊勢原市）
- 平塚駅からスクールバスに乗って行けたので「便利だな」と感じた。部活がすごい！ 学校が広い！（小田原市 中３）
- アクセスしにくい場所だけど、スクールバスに乗れば思ったより近かった。在校生はみんな優しくて明るい感じだった。校舎もまあまあキレイ。部活動加入率は約７割だそうで、部活に入るつもりがないので「うっ」と思ったが、ゆるい部活もありそうなので、そういう部活を選べば習い事を優先できそう。文理コースはクラスの６割が野球部だとか（そういう環境に入るのもおもしろいかもと思った）。バイトが長期休みしかできないのは残念だけど、「私立だからしょうがないか」と思った。（平塚市 中３）
- 体育館にエアコンがあって涼しかった。４つのコースの在校生に、それぞれインタビューをしながら話してくれたので分かりやすかった。（平塚市 中３）
湘南工科大学附属高校（藤沢市）
- 校舎がとてもキレイ。５つのコースがあって、自分に合ったコースを選ぶことができるのはとてもいいなと思った。部活がたくさんあるけれど、自分は部活に入りたいと思っていないから、「部活に入っている人がほとんど」という雰囲気に「何か入ったほうがいいのかな？」と不安になってしまった。授業の内容などは知ることができなかった。（平塚市 中３）
- コースがいろいろあるから、自分に合ったところで勉強できるのがいいなと思った。みんなの仲の良さが伝わった。（藤沢市 中３）
- 設備がキレイですごくよかった。グラウンドも人工芝ですごい。部活の本気度が高そうで、ついていけるか不安に思った。コースがたくさんあっていいなと思ったけれど、自分がどのコースに合うのかが分からなかったので、これから考えていきたい。（藤沢市 中３）
立花学園高校（足柄上郡松田町）
- 学校として、生徒の対人コミュニケーション能力を高めようとしていることが、先生の話やペアワークを通して分かった。校内はエアコンが効いていて涼しかった。（小田原市 中３）
中央大学附属横浜高校（横浜市）
- 設備が本当にキレイですごかった。校庭が芝生だったり、部室が１部屋ずつ設置されていたり。校舎は地下まであった。（基準を満たせば）「中央大学にそのまま進学できる」と聞き、安心感があるなと思った。内部進学者と高校からの入学者で、最初は少し学習進度に差が出てしまうけれど「大丈夫」とのことだった。（横浜市 中３）
- 校舎がとにかくキレイ！ オフィスみたい。１人１つロッカーがあるのがよかった。壇上に立つ先輩たちがとてもまじめそうだった。校庭の人工芝にうっとり。カナダなど外国に行くプログラムに興味をひかれた。（横浜市 中３）
鶴見大学附属高校（横浜市）
- 授業ごとに、先生ではなく生徒が教室を移動するという仕組みが新鮮だった。また、教室が多くて驚いた。体育祭は附属中の中学生も一緒に参加するということで盛り上がりそう。校長先生の話はユーモアがあっておもしろかった。（横浜市 中３）
日本女子大学附属高校（川崎市）
- そのまま大学に進む人が多いから、ゆとりがあって毎日が楽しそう。行事は本当に自由度が高いみたい。朝は８:50までに来ればOKだそう。朝会の時刻が遅くて助かる！（川崎市 中３）
日本大学高校（横浜市）
- 日大進学を目指すコースと他大を目指すコースでは雰囲気が全然ちがう！ 他大を目指すコースは演習が多めで、朝も授業前も勉強！ 先生のサポートがしっかりしていそう。堅苦しくなく、良くも悪くもふつうに過ごせそうな学校だと感じた。（川崎市 中３）
日本大学藤沢高校（藤沢市）
- 学校が広くてキレイで、設備も整っていて「楽しそうだな」と思った。説明会では進学について詳しく話してくれたり、部活動の紹介の張り紙も見られて、分かりやすかった。校舎内は涼しかったし、校舎の周りも緑が多くて、わりと涼しいほうだった。ただ、校内が広いから足がすごく疲れた。「楽しく学校生活が送れそうだな」と思った。（平塚市 中３）
平塚学園高校（平塚市）
- 特選コースの先生がいろいろお話をしてくれて、熱量がすごかった（選挙みたいだった）。その先生が「平学は人とのつながり、関係を重視していて、ここではあえて施設についてはスキップします」と言っていて、私としては「確かに」と思った。部活に入っている人が多く、私は入る気がないので「どうしたらいいのかな」と思った。行事がたくさんあることを強調していた。今年から研修旅行の行き先がオーストラリアだそうで、楽しそう。どんな勉強をしているのか教えてほしかった。（平塚市 中３）
- 勉強も部活も両立できそう。スポーツが盛んな学校だと感じた。行事が多いらしく、来年からオーストラリアに行けるみたいで楽しそうだった。（藤沢市 中３）
- 「どのコースの生徒も部活に入れる」という話を聞いて安心した。（平塚市 中３）
山手学院高校（横浜市）
- 海外に行けるのはいいなと思った。大学進学実績（MARCH）の合格者の多さに驚いた。体育祭が楽しそう！ 校舎は思っていたより古かった。（藤沢市 中３）
横浜隼人高校（横浜市）
- 学校の中も外もキレイだった。コースによって異なる学年ごとの行事が楽しそう。学校内は広い。部活が活発でよさそうだった。（横浜市 中３）
- 校舎の各所に飾ってある絵がリアルで、荘厳な雰囲気だった。（横浜市 中３）
東京都の私立高校
桜美林高校（町田市）
- キリスト教の学校で、朝に礼拝があることを知った。文系科目（特に英語）に力を入れていて、外国人の方とコミュニケーションを取ることができるそう。とても広い図書館や自習室など、設備が整っている。美術室には特別な道具があって、実技科目も充実していそう。（相模原市 中３）
- 学校内には生徒たちが自由に使える自習室や赤本などがあり、勉強のしやすい環境が作られていた。設備も全体的に新しく、体育館や特別教室が複数あった。コース選択についても、毎年変えることができて、自分のレベルに合った環境で学べるのが魅力的に感じた。（相模原市 中３）
- 自習室が広くて、きれいだった。勉強のしやすい環境だと思った。チューターが部屋にいることに驚いた。（秦野市 中３）
- かなり敷地が広い。私立高校のわりにはそこまでキレイではない気がした。毎週ミサがあるというのは、自分としてはちょっと引いてしまった。（横浜市 中３）
八王子学園八王子高校（八王子市）
- 説明が分かりやすかった。夏休み期間でも夏期講習のようなものがあり、大学受験対策をしていることを知って、安心した。自分に合うコースを選べるのはいいと思う。学校行事の動画を見せてもらったが、コースが分かれているからこそ、文化祭や体育祭の盛り上がりもすごくて、楽しそうだった。（相模原市 中３）
- 各コースの特徴や、それぞれのコースを志望する人がどんな公立高校（神奈川県立、東京都立）を受験しているのかも教えてくれて、ありがたかった。説明会の座席も余裕を持って指定してくれたし、校舎の工事の影響で、入学したら自分たちの代では使えない施設があることもきちんと教えてくれたし、最後に先生が「この学校を受験しない方のことも応援しています」と言ってくれたりと、全体的にとてもいい印象を持った説明会だった。（相模原市 中３）
八王子実践高校（八王子市）
- 「公立と比べてここがいい！」というところを分かりやすくまとめていた。スライドや動画を活用して、「包み隠さず、すべて話してくれた」という印象で好感が持てた。（相模原市 中３）
- 校舎に入って、廊下まで冷房が効いていて「さすが私立」と思った。他にも施設が充実していてキレイだった。説明は先生がほぼ１人で話していた。誘導は生徒がしてくれた。（相模原市 中３）
朋優学院高校（品川区）
- 校内はガラス張りのところが多くて、開放感抜群！ 職員室が外からすべて見えるようになっていて、どの先生がいるのか、いないのかが分かるようになっていてすごい。セブンイレブンの商品を買える自販機や、ネクタイが買える自販機があった。地下には音楽室や視聴覚室も。地下は２階まであるなんて驚き！ 自習スペースがたくさんあった。体育館は少し狭めかな…。（川崎市 中３）
- 生徒たちが、自分で分単位の計画を作って行動するらしい。専用の手帳かっこいい！「過去問を買って！」と強くアピールしていた。駅から学校までの道には、おもしろそうな遊べるところはなかった。（川崎市 中３）
- 教室のドアの近くに、生徒一人ひとりの自習時間が貼られていた。職員室も教室も廊下に面してガラスの窓があり、見通しがいいので過ごしやすそう。先生との個別面談も対応がよかった。（横浜市 中３）
目黒学院高校（目黒区）
- 勉強にもスポーツにも力を入れられる学校だと感じた。通りかかった生徒さんが笑顔で優しく挨拶してくれ、「しっかりしているな」と思った。校庭や校舎は全体的に小さい。（川崎市 中３）
明治学院高校（港区）
- そこまで広さはないけど、キリスト教らしい校舎でおしゃれ。グラウンドの人工芝は最新のもの（らしい）。１人１つのロッカーがあるのは魅力的。（横浜市 中３）
その他の地域（神奈川県から通学圏内）の私立高校
日本大学明誠高校（山梨県上野原市）
- 新校舎がとても魅力的。廊下の壁がすべてホワイトボードになっていて、今日の予定などが手書きで書いてあって超おしゃれ。メッセージなども書いてあった。人工芝のグラウンドの緑もとてもキレイで、目が良くなりそう（笑）。また、説明は憧れのダンス部の先生がしてくれたのでとてもうれしかった。家からの距離も気にならなかったし「通いたい」と思った。（相模原市 中３）
- 高校の先生が学校行事、入試制度などについて詳しく説明してくれて、分かりやすかった。実際に英語の授業を体験したけれど、新校舎になったこともあり、授業でプロジェクターを使っていたので、見やすかった。英語の先生は優しく、他の先生もいい雰囲気だった。（相模原市 中３）
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