思わぬハプニングも? 大学入試当日の体験談&直前期の過ごし方【卒業生の声】
大学入試当日のエピソードや、入試直前期の過ごし方について、今春大学受験ステップから大学に現役合格した卒業生に聞きました。
※大学名は進学先です。ここで紹介しているエピソードの場面となった大学とは限りません。
大学受験ステップとは?
高校生活と志望大学現役合格の両立を応援する大学受験ステップは、神奈川県内に全15校舎開校しています。
通っているのは県立高校の生徒が中心で、部活と勉強の両立を応援しています。大学合格実績もその多くは公立高校生の頑張りによるものです。
大学入試当日のエピソード
入試当日には、予想外のハプニングや笑えない失敗も…。ハプニングや失敗はないに越したことはありませんが、先輩たちはそれを乗り切ってきたというのも事実です。「こんなこともあるんだな」と参考にして、万一、何かあっても焦らないようにしましょう。
大学までの道
- バスを乗り間違えて全然知らないところに…。それでも泊まったホテルを出発したのが早すぎたのか、会場に到着したのは私が4番目(笑)。「ちょっと早すぎかも」と思うくらいでちょうど良いのかなと思います。
(静岡大-工) - 会場までモノレールに乗ったのですが、駅に着くときのアナウンスで受験生への応援メッセージがあって勇気づけられました。
(中央大-経済) - まず駅を出たときの人ごみに圧倒され、そのあと在学生であろう人がふんどし姿で受験生を応援する姿に圧倒され、オープンキャンパスに行っていなかったため、初めて見る校舎に圧倒され…。“圧倒祭り”でした(笑)。
(早稲田大-文化構想) - 極度の方向音痴かつ、電車の乗り換えも苦手な自分は、当日スマホでマップを見ながら会場へ。見ていたルートは「徒歩用」ではなく、まさかの「自動車用」。案内通りに進むと、高速道路の入口にたどり着いていました(笑)。
(横浜国立大-教育) - 新宿駅での乗り換えは、実際の試験より緊張しました。
(明治大-農) - 行きの電車で英単語を勉強するつもりでしたが、慣れない長時間の満員電車と、いつもより早起きなこともあって、ほぼ爆睡していました…。
(早稲田大-文化構想) - 試験前日は会場近くのホテルに宿泊。当日は雪の予報だったので、「前泊して正解だった」と思っていたら、なんと試験会場を勘違いしていたと、当日の朝に気付いて急いで電車に。ホテルに泊まった意味はありませんでした…。
(慶應義塾大-薬) - 試験会場へはロマンスカーを利用したので、リラックスできました。あまりに快適で、会場に向かうのが毎回楽しみでした(笑)。
(早稲田大-商) - 本命の受験日。ただでさえ緊張している中、私は電車で本を読むとすぐ酔ってしまうので、参考書は見ないようにしていたのに、周りの受験生は揃いも揃って参考書を開いていて、すごく焦りました。それでも体調を第一に考え、最後まで参考書は開きませんでした!
(明治大-国際日本)◎電車の遅延や予想外のハプニングに出くわしても落ち着いて対処できるよう、時間には余裕を持って行動するといいですね。
試験中
- 当日は春のように暖かかったのに、なぜかできる限りの厚着をしてしまいました。それに暖房が重なり暑くて耐えられず、裸足で試験を受けることに。
(慶應義塾大-法) - 開始後しばらく手汗が止まらなかった!
(国学院大-神道文化) - 試験監督の方が、間違って試験終了5分前に終了のアナウンス。空欄が何個かあってすごく焦ったけれど、周りもすごい形相で前を見ていたから、「あ、みんな同じだ」と、かえって落ち着けた。
(北里大-看護) - 窓側の一番後ろの席で、「人の出入りを気にしなくて済むから、ラッキー!」と思っていたら、暖房が届かず、窓からの冷気でとても寒かったです。
(立教大-観光) - 座席が固くて、尻が痛かった。
(中央大-総合政策) - 試験会場の机が、バーカウンターのように細くて、やりにくかった。
(法政大-文) - 解答用紙を問題冊子から切り離す形式の試験で、不器用な私は誤って破ってしまい…。新しくもらった2枚目も、試験監督が見ている中で切り離すという緊張で…、3枚目でようやく成功。周りはなぜか(笑)スムーズにできていて、静寂の中、私の「ペリペリ」だけが鳴り響いていました。
(早稲田大-教育) - 併願校の入試で時計を忘れました。前日の準備段階ですっかり頭から抜けていて、席に着いて初めて気が付き、そのまま受験。「間に合わせなければ」と、できる限り速く解きました。無事合格できましたが、本命の受験じゃなくて良かったです!
(立教大-文) - 日本史の1問目に出題されたのは「大学の創設者」。直球すぎて驚いた。
(慶應義塾大-法) - 試験開始直後に消しゴムを忘れたことに気付き冷や汗…。シャーペンに付いているちっちゃいものを駆使して、なんとかしのぎました。それに加えて、試験中に受験票を何度も落としてしまって、なんだか縁起が悪い気持ちに。試験監督さん、何度も拾わせてしまって申し訳ありません!
(金沢大-総合教育)◎緊張から、思いもよらぬアクシデントに見舞われることも…。焦ってしまうと逆効果になりがちです。こんなときこそ平常心で対処しましょう。
休み時間
- トイレの混雑率がすごい! 男子でも20~30人ほど、女子だと臨時の仮設トイレがあってもなお50人近くの行列が…。
(早稲田大-教育) - 親が昼食のおにぎりを包むアルミホイルに毎回、似顔絵とメッセージを書いてくれて、それを見ていると緊張が和らぎました。
(明治大-理工) - 休憩時間にご飯やチョコを食べ過ぎて、家に帰ったら体重が1キロ増えていた…。
(北里大-看護) - 第一志望の大学にいるというだけで嬉しくて、ずっとウロウロしていた。
(東京工業大-生命理工) - 教室に女子は自分1人。混雑していたのは男子トイレだけでした。
(筑波大-理工) - 「休み時間にリラックスするなら折り紙がオススメ」というステップの先生の言葉通り、昼休みは鶴を折っていた(笑)。
(東京大-文科三類) - 本番は想像以上にエネルギーを使うのでお腹が空きます。お弁当の他にゼリー飲料を持って行くのがオススメ。私はウィダーインゼリーを飲みながら勉強していました。
(早稲田大-国際教養) - 過去問と違って、解いた後すぐに答え合わせができないので、休憩中はもどかしい気持ちでした。正解している気がしなくて、とても不安になりました。
(慶應義塾大-法)◎「トイレが混むので注意!」というコメントが多数。最寄り以外のトイレの場所も確認しておくといいかもしれません。
他の受験生
- 隣から折れたシャー芯がたくさん飛んできた。その人の筆圧と消しゴムで消すときの勢いがすごくて、絶えず地震が起きていた。
(中央大-理工) - 隣の人が試験直前までスマホでゲームをしていたのにはビックリ。
(早稲田大-社会科) - 前の席の人が試験中に鼻血を出してしまい、退出してから最後まで戻ってこなくて、ずっと気になっていました。
(学習院大-文) - 共通テストの数学が難しすぎて、回収されたあと思わず隣の人と顔を見合わせてしまいました(笑)。あのときのお互いの“終わった”感は忘れられません。
(東京学芸大-教育) - 7回試験を受けたうち5回、同じ教室に同じ高校のステップ生が(そのうち2回は席が前後)。こんな偶然ってあるんですね。
(早稲田大-法) - 斜め前の人がステップのテキストを使っていて、「ともに頑張ろう」と仲間意識が芽生えた。
(明治大-理工) - 地下の試験会場で空気の循環が悪い中、隣の席の人がお昼にカレーを食べていて、すごく気になりました。
(法政大-国際文化)◎「周りが気になって集中できなかった」という先輩が複数名。一方、会場でステップ生を発見して励まされた人もいるようです。
その他
- 後ろから「そこ、自分の席です」という声が。席を間違えていました…。
(明治大-政治経済) - 会場に着いて、試験日を間違えていたことが発覚。第一志望じゃなかったから良かったものの、思い込みの怖さを知った。ちゃんと受験票を見た方が良い!
(東洋大-ライフデザイン) - 「一番前の席だけはやめて。一番前だけは…」と思いながら席を探していたら、見事に一番前。思わず笑ってしまった。
(東京工業大-物質理工) - 姉が、試験のたびに合格祈願の手作りお菓子を作ってくれたので、試験会場に着いたらまずそれを食べた。周りの人が参考書やノートと向き合う中、自分はお菓子と向き合っていた。
(横浜市立大-医) - 緊張はしていないつもりでしたが、家を出るときに、洋服を表裏反対に着ているのに気付き「いったん落ち着こう」と深呼吸しました。内心動揺していたんだと思います。
(法政大-文) - 試験前日に会場が発表されたのですが、確認不足で昨年の発表画面を印刷…。田町キャンパスに行ったところ、実は会場は大岡山。なんとか間に合ったものの、着いたときには心身ともに疲れ果てていました。
(東京工業大-理) - 共通テストの結果が良かったので、それにあやかろうと、すべての入試に共通テストと同じ服装で行った。
(早稲田大-政治経済) - 朝起きると、リビングのテーブルに手紙と赤い招き猫の消しゴムが。母に聞くと「姉から」とのことでした。実はこの招き猫、僕が姉の受験のときに御守りとして渡したものらしいのです(忘れていましたが…)。姉はそれを持って受験に臨み、高校、大学どちらも合格。自分も合格をつかめたのは、これを持って行ったおかげだと思います!
(横浜国立大-教育) - チャイムの音が独特で、鳴るたびにドキッとしていました。
(北海道大-総合教育)入試直前期の過ごし方、生活面で気を付けたこと
- やるときはやる、やらないときはしっかり休むというように、オン・オフを切り替えるようにしました。
(早稲田大-社会科) - 勉強習慣を変えないようにしました。知識の抜けがないかをチェックして、気になるところは演習。たとえ解けなくても焦りすぎないこと。
(東京大-理科二類) - 新しいことはせず、過去問を何度も見直しました。気持ちが落ち着かないときは、勉強のことを忘れてYouTubeを観たりも。受験直前は不安で仕方なかったので、8時間以上寝ていました(笑)。
(筑波大-理工) - 早寝早起き消毒マスク!
(横浜国立大-教育) - 朝型にしようとも考えましたが、かえって体調を崩したので、自分に合う生活を送っていました。前日だけ早めに寝ました。
(お茶の水女子大-文教育) - 生ものをなるべく食べないようにしていました。刺身を食べて腹痛になってしまった友達がいたので…。本当に気を付けた方がいいと思います。
(早稲田大-教育) - 起床時間を固定するために、勉強が終わり切らなくても翌日の朝に回すようにしました。また、ステップから帰っての夜ご飯は控えめにしていました(食べ過ぎてよく悪夢を見ていたので…)。
(一橋大-商) - 前日はゆっくりお風呂に入ってリラックス。翌日の準備と最終確認をして早めに寝た。変に意識し過ぎても良くないので、いつも通りに生活することを心掛けた。
(上智大-外国語) - 試験前日は復習あるのみ。新しいことは何もしない。
(東京外国語大-国際日本) - 入試のように、毎日3教科の赤本を本番の時間通りに解いていました。
(法政大-国際文化) - なるべく友達と話す。そうしないと精神が保てなくなるので…。メンタルケアは必須!
(早稲田大-教育) - とにかく勉強。勉強することでしか不安は解消されない。
(東京大-理科一類) - 朝・昼・夜ご飯はしっかりと食べて、少し勉強時間を削ってでも寝る時間を確保し、生活リズムを大事にした。
(青山学院大-経済) - 「病は気から」と言うから、R-1を毎日飲んで「これを飲めば大丈夫!」と自分に言い聞かせていました。
(早稲田大-商) - 席を譲る、落とし物を拾う、店員さんにちゃんとお礼を言うなど、いつも以上に善い行いを心掛けた。
(早稲田大-政治経済)◎直前期は体調を優先させていた人が多数。生活リズムを崩さないため、自分なりのルーティーンを決めていた先輩もいました。
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