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2011年10月18日

高校受験 現中2生からの公立高校入試制度決定!

パブリックコメント反映されず、7月発表の【案】と内容変更なし!

 10月18日、県教育委員会は、2013年(現中2生)から実施する入学者選抜制度改善方針を公表しました。
 7月に【案】が発表され、その後、1ヶ月にわたるパブリックコメント(県民意見募集)期間を経て、今回の決定となりました。
700件近い県民からの意見が寄せられたにも関わらず、半数以上の意見は「反映は困難」とされ、前回の【案】と内容は全く変わらないものとなりました。

 内容の骨子は以下のようなものです。

(1)新制度入試は平成25年度(現中2生)から実施する。
(2)前期選抜、後期選抜はなくなり、基本的に学力検査のある「共通選抜」の一本。
(3)従来通り、1回の志願変更ができる。
(4)「共通選抜」は、受験生全員を対象に共通の検査として学力検査(基本的に5教科)と面接を実施する。
(5)内申点は従来通り。2年9教科+3年9教科×2(135点満点)。
(6)各高校は、特色に応じた検査「特色検査」を行うことができる。   
   「特色検査」は実技検査または自己表現検査(特色検査を実施した場合、学力検査を3教科まで減らすことができる)。
(7)選考は…
   ・第1次選考(定員の90%)…各資料を合わせて「内申点+学力検査+面接(+特色検査)」で選考する。
   ・第2次選考(定員の10%)…内申点を資料とせず「学力検査+面接(+特色検査)」で選考する。
(8)内申点、学力検査ともに重点化した数値を使用することができる。
(9)欠員が生じた場合は、二次募集を行う。


<第1次選考(定員の90%)の選抜方法>
S値=「内申点+学力検査+面接(+特色検査)」の上位から選考。
*内申点、学力検査、面接の各項目を100点満点に換算し、それぞれの比率の整数をかけて合計し算出した1000点満点(特色検査を実施する場合は最大1500点満点)。
*内申点、学力検査、面接の比率は各高校がそれぞれ定める。
*比率は2以上の整数とし、3項目の和が10になるよう設定する。
*特色検査を実施する場合は最大5割分まで付加できる。


<第2次選考(定員の10%)の選抜方法>
内申点を資料とせず「学力検査+面接」の上位から選考。(特色検査を実施する高校は特色検査も資料とする)。


 また、今回パブリックコメントに対する、「県の考え方」が示されました。
 学力検査に関しては、「学力向上に貢献した独自入試は残すべきである」「独自入試実施校の大学入試の成果について評価すべき」といった意見が多数上がりましたが、独自入試廃止は覆らず、「共通の学力検査としますが、これまで以上に思考力・判断力・表現力等を測る内容とする」と回答。「検査問題の出題例および正答例を今後公表する」としています。

 「10分程度の面接で適切な判断ができるのか」「面接の比率が2割は高すぎるのでは?」といった意見に対しては、「新しい学習指導要領の学力要素を測るため妥当である」とし、「面接の内容等については今後周知に努める」「共通の観点と学校ごとの観点を事前に公表する」「評価基準を学校ごとに定め、校内での研修を充実させるとともに、面接評価者を複数とするなど、客観性の高い面接とする」としています。また、
現行の「自己PR書」に代わるものとして「面接シート」を作成するとしています。

 調査書の記載事項については、「面接の参考資料として活用する」「活動実績をポイント化することはしません」と明記。「面接の中で、校内外の活動に対する意欲を測る」としています。

 県教育委員会によると、この入試制度をまとめたリーフレットは、11月上旬までに中1生・中2生全員に配布されます。
 また、選考資料の活用比率については、平成24年7月までに発行予定の、「募集案内」に掲載される予定です。