特色講座

ステップでは全スクールで公立入試で記述式の特色検査を実施する高校を志望する塾生を対象に記述式問題をはじめ、さまざまな問題形式への対応力養成をめざす特色検査対策講座・特色検査模試を実施しています。2019年度入試 特色検査実施校とその概要

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特色検査実施校とその概要 | 
今春の特色検査の問題分析

特色検査とは?

2013年度の入試より、神奈川の公立高校の一部で導入された「特色検査」にはさまざまなタイプがあります。その中でも、一般的に行われる「記述型の特色検査」は従来の学力検査(5科目)に加え、総合的な知識や思考力、表現力をはかるテストとして実施され、科目の枠組みを超えた比較的難度の高い問題が出題されています。
特色検査の問題は出題する各高校によって作問されますので、その傾向や難度については一定ではありません。しかし、どの高校の特色検査も『大変大きな得点差がつく』という点では共通しています。したがって、ステップではこの特色検査を6科目めの最重要科目と位置づけ、中2、中3生を対象に全スクールで(※)特色検査対策講座、特色検査模試を実施しています。
※ごく一部、中3生のみ実施するスクールがございます。

9月より全スクールで中2生の授業に特色検査対策を導入します。
2018年7月12日(木)の県教委の発表により、2020年度公立高校入試(現中2生が受験)から神奈川県の公立入試に大きな変動が起こることが明らかになりました。
学力向上進学重点校に加え、学力向上進学重点校エントリー校のうち今まで特色検査を導入していなかった高校が新しく加わり、計17校が「共通の」特色検査入試を実施することになったからです。また、横浜市教育委員会の管轄にある横浜サイエンスフロンティア高校もおそらく記述型特色検査を続行するでしょうし、これに来年度から新たに始まる横浜国際の国際バカロレアコースの記述型特色検査を加えると、19校が実技タイプではない、記述型の特色検査を行うことになりそうです。
とりわけ焦点となるのは17校の共通問題と共通選択問題への統一参加です。共通問題は17校共通、共通選択問題は県教委サイドが作成した何通りかの問題の中から各高校が選択する形になります。

特色検査は得点差がつきやすく、仮に選考比率が3:5:2:2(内申:入試得点:面接点:特色検査)の場合、特色検査の点数は200点満点に換算されますから、場合によっては数科目分の合計点よりも大きな差がつきます。したがって上記の特色検査実施校を目指す生徒にとって、特色検査対策の強化は不可欠の課題です。

そこでステップでは、今年度9月から中2生を対象に、全スクールで通常授業の中に『特色検査・記述対策』を必修の授業として組み入れることになりました。なお、中学2年生の段階では、読解力・記述力に重点を置いて実施しますので、国語力の強化にも有効です。
2013年度の特色検査開始時から、特色検査専門のプロジェクトチームを立ち上げ積み上げてきたノウハウを生かして、強力な対策に取り組んでいきます。

※学力向上進学重点校、学力向上進学重点校エントリー校は以下のとおり
【学力向上進学重点校】 横浜翠嵐高校、柏陽高校、湘南高校、厚木高校
【学力向上進学重点校エントリー校】 川和高校、多摩高校、光陵高校、横浜平沼高校、希望ケ丘高校、横浜緑ケ丘高校
横須賀高校、鎌倉高校、茅ケ崎北陵高校、平塚江南高校、小田原高校、大和高校、相模原高校
豊富な回数と志望校別の特色検査対策模試
特色検査模試 問題用紙

ステップではほぼ1ケ月に1回のペースで、1学期から特色検査対策模試を実施。3年の10月以降は完全志望校別問題となり、より本番に近い形式で自分の力を見るチャンスとなります。得点集計、オープン模試との連動も行いますので、自分の総合力を相対的に見ることもできます。
※同日実施のオープン模試に関してはコチラをご覧ください。

受験料:塾生…1回1,000円 一般の方・メイト生…1回3,000円
中3生の一般の方受付は第8回までです。第9回以降は塾生の方が対象となりますのでご了承ください。

2018年度 特色検査模試日程表 
※現段階での予定ですので、一部変更になる可能性があります。

中3生対象
◆第1回 
終了
4/14(土)
~16(月)
◆第8回 
12/30(日)
第1回直前模試と連動
◆第2回 
終了
5/19(土)
~21(月)
◆第9回 
1/12(土)
第2回直前模試と連動
◆第3回 
終了
7/7(土)
~9(月)
◆第10回  1/19(土)
第3回直前模試と連動
◆第4回 
7/28(土) ◆第11回  1/26(土)
第4回直前模試と連動
◆第5回 
10/21(日)
オープン模試と連動
第12回 
2/2(土)
◆第6回 
11/25(日)
オープン模試と連動
第13回 
2/9(土)・10(日)
◆第7回 
12/16(日)
オープン模試と連動
第14回 
2/9(土)・10(日)
中2生対象
◆第1回 
終了
7/17(火) 第3回 3/19(火)
or
3/20(水)
◆第2回 
12/10(月)

※ ◆の付いている模試は得点集計があります。
※ 中3は第5回よりオープン模試・直前模試と連動させ、志望校別の問題を予定しています。

丁寧な添削
特色検査模試 問題用紙

ステップの特色検査対策模試はステップの教師陣が一枚ずつ丁寧に採点・添削を行っています。
「主旨は合っているが誤字脱字の多いケース」「計算は合っているが単位の換算で間違っているケース」「本文からの引用の際に写し間違えているケース」「書く糸口がつかめず白紙に近い状態になっているケース」…さまざまな答案に一枚ずつ赤字をいれ、どこを直せばよいのか、書きづらい場合は何を意識して取り組めばよいのか等をサポートしていきます。
特色検査模試 問題用紙この特色検査対策模試を継続的に受験することによって、教科横断的な問題であったり、記述を要求される問題であったり、中学校の範囲とは思えないような特異な問題であったり、計算力を要求される問題であったり、さまざまな問題に対する対応力が鍛えられていきます。これらの力は仮に特色検査を受験しなかったとしても、一人ひとりの貴重な学力として財産になるものだと思っています。中学2年生(3回)中学3年生(15回)と続く特色検査対策模試で一人ひとりの筋道を立てて思考する力、文章で記述する力、表現する力を伸ばしていきたいものです。

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特色検査対策講座のお知らせ

制限時間内で資料読み取り、作文、数学的応用などさまざまな問題に取り組み、その後解説を聞くことで解き方のコツなどを身に付けていきます。

学年 開講科目 1回の時間数 開講回数 学期授業料
中3 特色検査対策講座 50分 1、2学期 各10回 8,000円
中3 特色検査対策講座 50分 3学期 5回 4,000円
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2019年度入試 特色検査実施校とその概要

 

2018年6月12日、公立高等学校入学者選抜選考基準が発表されました。下記に主な高校の特色検査概要を記載いたしました。
2019年度入試より、光陵高校の特色検査は廃止され、横浜翠嵐高校・柏陽高校・湘南高校・厚木高校は4校共通の特色検査問題と各高校選択の共通選択問題を用いて実施します。
【追記】7月12日の記者発表で、神奈川県教育委員会は平成30年度に実施する平成31年度入学者(現中3生)選抜において、先に発表されていました横浜翠嵐高校、柏陽高校、湘南高校、厚木高校に加えて希望ケ丘高校、横須賀高校、平塚江南高校も共通問題と共通選択問題を用いて実施することを発表しました。

高校 評価の観点 検査の概要
横浜翠嵐 ・論理的思考力・判断力・表現力
・情報活用能力
・創造力及び想像力
・科学的思考力・判断力・表現力
・検査時間は60分とする。
提示された文章や資料を読み取り、中学校までに習得した知識・技能を教科横断的に活用して、問題を解決する思考力・判断力・表現力や創造力等を把握するための検査を行う。
希望ケ丘 ・論理的思考力・判断力・表現力
・情報活用能力
・科学的思考力・判断力・表現力
検査時間は60分とする。
提示された文章や資料を読み取り、中学校までに習得した知識・技能を教科横断的に活用して、問題を解決する思考力・判断力・表現力や創造力等を把握するための検査を行う。
柏陽 ・論理的思考力・判断力・表現力
・情報活用能力
検査時間は60分とする。
提示された文章や資料を読み取り、中学校までに習得した知識・技能を教科横断的に活用して、問題を解決する思考力・判断力・表現力や創造力等を把握するための検査を行う。
横浜緑ケ丘 ・論理的思考力
・表現力
・創造性
・検査時間は50分とする。
・与えられた課題を読み取り、中学校までの学習の成果を生かして、設問に対する答えや自らの創意工夫を凝らした考えを記述する。
横須賀 ・論理的思考力・判断力・表現力
・情報活用能力
・創造力及び想像力
・検査時間は60分とする。
提示された文章や資料を読み取り、中学校までに習得した知識・技能を教科横断的に活用して、問題を解決する思考力・判断力・表現力や創造力等を把握するための検査を行う。
湘南 ・論理的思考力・判断力・表現力
・情報活用能力
・創造力及び想像力
・科学的思考力・判断力・表現力
・検査時間は60分とする。
提示された文章や資料を読み取り、中学校までに習得した知識・技能を教科横断的に活用して、問題を解決する思考力・判断力・表現力や創造力等を把握するための検査を行う。
平塚江南 ・論理的思考力・判断力・表現力
・情報活用能力
・科学的思考力・判断力・表現力
検査時間は60分とする。
提示された文章や資料を読み取り、中学校までに習得した知識・技能を教科横断的に活用して、問題を解決する思考力・判断力・表現力や創造力等を把握するための検査を行う。
厚木 ・論理的思考力・判断力・表現力
・情報活用能力
検査時間は60分とする。
提示された文章や資料を読み取り、中学校までに習得した知識・技能を教科横断的に活用して、問題を解決する思考力・判断力・表現力や創造力等を把握するための検査を行う。
神奈川総合(国際文化) ・理解力
・説得力
・創造性
・学校生活や社会生活などに関するテーマについて、原則として6人でグループ討議を行う。
・テーマは、当日の検査開始30分前に提示する。
・初めに、グループで自由討論を20分間行う。その後、意見発表を一人1分以内で行う。
YSFH ・読解力
・課題設定力
・情報活用力
・課題解決力
・検査時間は60分とする。
・理科・数学・英語など各教科の基礎的・基本的な知識・技能を広く活用し、与えられた教科横断的な課題に対して、提示された資料をもとに記述する。
横浜国際(国際バカロレア) ・多様な考えを理解する力
・論理的に考え表現する力
・課題を発見し解決する力
検査時間は60分とする。
提示された教科横断的な内容の資料を読み取り、中学校までに習得した知識・技能を総合的に活用して、自分の考えを日本語や英語で記述する。

上記以外にも 田奈高校 釜利谷高校 大井高校 大和東高校 大楠高校 相模向陽館高校が特色検査を実施すると発表しています。
特色検査の概要(神奈川県教委ホームページ)

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今春(2018年度入試)の特色検査の問題分析

ステップの特色検査対策模試は、10月からいよいよ中3オープン模試と連動して「志望校別」になります。
そこで、特色検査対策模試の問題作成をしている「特色検査対策チーム」が、各高校の特色検査問題について、出題傾向とこれからの対策をまとめてみました。

学校名
湘南 資料活用力が問われる
例年通りの問題数で、昨年よりも難化した印象です。選択肢の数は昨年とほぼ変わりませんが、選択肢とはいえ簡単に選べるものは少ないようでした。問題を理系・文系と分類するのが難しく、グラフ・表・文章から考えて答えを出すような問題で、今年は特に資料活用力が問われるものとなっています。大きい数値で計算する問題が2つあり、真っ向から計算するとエネルギーを大きく消耗しますが、工夫によっては軽くすることもできます。こういったことも冷静に処理できるメンタルの強さも必要になると感じました。
横浜翠嵐 平均点が上昇
今春の入試から大問が3つになり、各課題における文章量は減りました。しかし、英作文が2つになり英語の出題量が増加、単語集も復活しています。問題の難度は例年とさほど変化はありませんが、平均点は上がりました。これは記述問題に字数制限があることで記述量が減り、一問一答の問題が増えたことや採点基準が緩くなっていることが原因だと思われます。手が付けられないほど難しい問題があるわけではありませんが、確実に正解だと自信を持って答えられる問題も少ないと思いました。
柏陽 新しく短歌の読み取りが出題
直近2年と同様の形式で、国語、英語それぞれ長文の2題構成でした。設問では新しく短歌の読み取りが出題されました。また、条件記述に文字数の指定はありませんでしたが、英語で書かれた表の数値を読み取り、解答する必要がありました。昨年より開示平均点は3.6点上昇し、選択問題が多く、得点しやすい問題が多かった印象です。
厚木 解答はマークシート形式。教科横断型の内容に
昨年まで、長文の英語と理数が中心でしたが、今年は社会系の資料の読み取り問題が加わり、教科横断型に近い特色となりました。昨年までは、前半の英語の問題で大きく得点する答案が多く見られましたが、今回は英語の問題に資料の読み取り問題が加わり、後半の理数系の問題もやや解きやすくなったことから、前半と後半の難度の差が縮まった印象です。解答はマークシート形式で、問題数は20問、配点は各5点でした。
平塚江南 理系の難度が上昇
理系の問題の難度が上がったため、昨年度のように満点が多く出ることはなく、差がつく特色検査になったといえます。昨年度は開示得点のうち、80点以上の答案が約85%でしたが、今年度は約46%でした。開示平均点は昨年度と比べて10.8点下がりました。問題数、文理のバランスはほぼ変わらず形式は安定していますが、記述式の問題が2問減りました。
希望ケ丘 記述問題がなくなり解きやすいものに
計算が必要な問題が増加しましたが、記述問題がなくなり、問題数は昨年よりも5問減少しました。昨年に比べて解きやすく、難度も易化した印象です。変化は多少あるものの、問題自体に新傾向はなく、過去の特色検査で出題されていた、また模試や講座で対策していた内容でした。
横浜緑ケ丘 「自分の考えを伝える力を見る」スタイルは変化なし
問題数は昨年と同じでしたが、意見記述で「数値や式を用いて自分の考えを説明する」新しい問題があり、企画シートのテーマも「学会」と、例年に比べ生徒に馴染みが薄いものでした。形式が変わったように感じ戸惑った生徒がいるかもしれませんが、問題数は例年通りで「自分の考えを伝える力を見る」という緑ケ丘のスタイルは変わりませんでした。
横須賀 作図の問題が出題
昨年度と問題構成や配点はほぼ同じでした。資料の量が減ったことでページ数は減りましたが、問題数は依然として多く、文章量は増加しています。昨年度同様「国語」といえる問題はありませんでしたが、資料を読み取るうえで正確な読解力は必要だと思われます。また、新傾向として作図が出題されました。文理の配点は50点ずつですが、理系は難度が高いので、文系で失点しないことがポイントだと思われます。
YSFH
(横浜サイエンスフロンティア)
昨年に比べ書きやすい記述問題
得点差が大きかった昨年度から一転、今年度は点の取りやすい内容でした。理由としては、昨年0点が続出したアイデアを記述する問いのテーマが理科の体験教室であり、記述例もついていたことから例年に比べ書きやすかったことが挙げられます。この問いでは、多くの生徒が高得点を取っていました。また、評価の違いによる減点も小さく、大きな失点につながらなかった印象です。しかし、何かしら書いていれば点になるという、かつての採点基準に戻ったわけでもなさそうです。